2024年6月25日 巨人戦
結果:横浜2-3巨人
敢闘選手賞:-
「ほらもう、やっぱりじゃない!」
結乃が怒り心頭という感じで言う。
「最後は1点差まで迫り、同点、逆転のチャンスまでいったんだけどね」
理衣が肩を落とす。
苦手の地方球場で天敵の山崎伊織
まー、競りはしたもののやっぱり負けた。
「濱口は6回1失点と頑張ったんだけどね」
「後を継いだ中川投手と坂本投手が失点しちゃったね」
「まあ彼らは、勝ちパが崩壊した中で頑張ってくれているから、そこは責めないけどね」
「こういう時もあるよね」
投手陣は9回で3失点と、及第点ではある。
やはり打線だろう。
「今季はサヨナラ勝ちゼロだからね。その勝負弱さが出たわよね」
「最終回、1点差に迫ってなお1死2、3塁で4番、5番だったんだけど」
「犠牲フライも打てないもんね。今季の牧は本当にチャンスに弱い」
「本人も気にしているとは思うけれど」
まあ5安打、いずれも得点した回に出ているので、そういう意味ではまだ良かったが。
というか、山崎に対してはわずか2安打だけ。
いい加減にどうにかならないのか。
そして1番関根に何か意図はあったのか。
「まずは一軍でやっていた桑原、梶原にチャンス与えて欲しいわよね。関根も二軍で無双してきたわけじゃないし」
「その辺の考えは聞いてみないと分からないけれど」
「あー、とにかく、週頭からムカつく試合だったわ!」
「お、落ち着いて。チームとしてできることはやったんだけどねぇ」
チームはどう考えているのでしょうかね。
山崎に抑えられたのはまだしも、打者として打たれた方が。
あの一打、1点が余計だったですからね。