2024年7月21日 ヤクルト戦
結果:横浜7-8ヤクルト
敢闘選手賞:オースティン、佐野
「なんでこれで負けるかなー」
結乃が呆れたように言う。
「前半戦最後、悔しいサヨナラ負けです・・・」
がっくりと肩を落とす理衣。
9回にオースティンが土壇場で同点2ラン。
延長11回に佐野が勝ち越し2ラン。
しかし、これでも勝てないのが横浜。
守備の乱れから逆転サヨナラ負けを喫す。
「結局のこの3連戦、先発がみんな5回もたずに降板して中継ぎが連投になって最後にヘタったわね」
「坂本投手、京山投手も3連投だもんね」
「だからそれは置いといて、守備よ!」
「まあ、ねえ・・・」
単に打たれただけなら力負けだけど。
守備での失点は悔やみきれない。
「これで前半戦最後で、次の公式戦まで間が空くとか!」
「でもほら、ある意味オールスターでリフレッシュ、新たな気持ちで後半戦にね!」
「ポジティブ思考でね。つかまあ、開幕前は最下位予想が多い中で3位で粘ってるんだけどね」
「最後が悪いから落ち込みがちだけど、トータルでみないと!」
と、必死に前を向く。
というかこの夏場、やっぱり実績のない中継ぎ陣ではキツイ。
早く誰か戻ってきてー。