2024年8月10日 ヤクルト戦
結果:横浜14-4ヤクルト
敢闘選手賞:梶原
「いやー、相手の自滅的な部分もあったけれど、よくうったわね」
結乃が呆れたように言う。
「なにせ、19安打14得点だもんね!」
理衣が勢いよく言う。
連敗中からずっと湿っていた打線だが。
投手力の弱いヤクルト相手なら打てるということか。
「ここまで打つと誰がとかないけれど、とりあえず5安打の梶原ね!」
「いやー、本当に止まらないね」
「固め打ちタイプなんだけど、コンタクト率があがって三振が減ったからね」
「打席数はまだまだとはいえ、3割をこえてるしね」
シーズン終わりまでこのままの勢いでいってほしい。
「まーでも、初回は相手のお陰だったけれどね」
「三連続四死球で押し出し、更に牧選手の打球は犠牲フライかと思ったらサンタナ選手が落球と」
「あれで更にもう1点が入ったからね」
「2回以降も攻撃の手をゆるめませんでした!」
この日はスタメンマスクをかぶった松尾も3安打の猛打賞。
大貫をリードして勝利に導いた。
「大貫も久しぶりの一軍登板だったけれど、序盤からの大量援護でどんどん勝負にいけて球数も少なく7回まで投げられたしね」
「失策絡みで4失点だけど、こういう試合はイニングを投げてくれることの方がありがたいしね」
「大貫は犠打も2つ決めてそれもよかったわね」
「このところバントのミスも多かったしね」
これだけ大味の試合になると他には特にいうべきこともない。
あとは、翌日の試合でぱったり打てなくなる、というのを避けてくれれば。
「3戦目はケイ、このところイマイチだから復調して欲しいわね」
「暑さのせいもあるのかな。この試合みたいに打線が援護したいね」
「4連勝して、また勢いを取り戻したいわね」
「まずは5割目指して!」
下位チーム相手なら、なんとかなるんで、この後に繋げていきたいですね。