2024年8月17日 巨人戦
結果:横浜1-11巨人
敢闘選手賞:梶原
「いやー、酷い試合ね」
結乃が唸るように言う。
「二桁失点での大敗です」
理衣も肩を落とす。
台風で試合中止となった翌日、仕切り直しの一戦は先発の石田が序盤でKOされ早々に決着が見えた。
「まあ石田はルーキーだしこういうこともあると経験して学んでくれればよいけれど」
「とにかく井上投手に二本のタイムリーを打たれたのがね」
「それだけの問題じゃないけれど。映像見れていないけれど、悪い時にどういう投球ができるかよね」
「長くやるためにはね」
圧倒的な球があるわけではないので、駄目な時は炎上するタイプかもしれない。
重要なのは、これを続けないこと。
次の試合でどのような投球を見せるかが大切だ。
「こうなると出てくる投手もあんま相手の勢いも止められないわね」
「失策も絡んで大量失点」
「打線はタイムリー無し、内野ゴロの1点のみ」
「梶原選手が3安打1打点と気をはいたのが救いだね」
好調を維持している梶原。
このままぶっちぎって欲しい。
というか、野手の光である。
「そして3戦目が菅野か。はぁ」
「ため息つかないで!」
「今の打線で菅野から点が取れるかしらね」
「前に攻略したみたいに立ち上がりに!」
というか菅野に勝つとしたら立ち上がりしかないのではないか。
あとは、ケイがどれだけの投球をしてくれるか。
相変わらず上位チームには全く歯が立たず、ですね。