2024年8月25日 ヤクルト戦
結果:横浜10-4ヤクルト
敢闘選手賞:佐野
「二桁得点での大勝ね」
内容とは裏腹に今一つノリの悪い結乃。
「カード勝ち越しです!」
理衣は素直に喜びを表現する。
相手先発が谷間といえる山野。
きっちり勝ちたい試合で勝てたことはよかったが。
「5回までに9回の援護をもらいながら5回を投げ切れず勝利投手になれなかったケイがね」
「まあ、確かに、それはあるけれど」
「好投している時に援護がなかったのはあるけれど、なんとかして欲しかったわね」
「勝利投手のチャンスがね」
とはいえ初回から危なっかしい投球ではあった。
5回途中まで被安打10なのだから、あまり養護はできない。
「せっかく打線が活発な日に調子が悪いとはね」
「それでも後を継いだ中継ぎ陣は無失点で繋ぎました」
「まあ、週の最後だし、1日あくからよかったけれど」
「ここは着実にチームとして勝っておきたい試合だったしね」
一方で打線は目論見通り序盤から山野をうち、15安打10得点。
全般的に打ってくれた。
「まあその中でもやっぱり初回、佐野の先制2ランよね」
「このところホームランが良く出ています!」
「そして3回、相手のエラーもあったけれど貰ったチャンスで宮崎が10号3ラン!」
「打率も3割に近づけてきました!」
序盤で勝負あり、としたいところだがケイが不安定でどうなるかわからないところ。
5回にダメ押しの4点を重ねた。
「まー、あまり言うことはないわね。8回、1死満塁のチャンスで点が取れなかったことくらいかしら」
「全部が全部、打てるわけじゃないしね」
これで中日、ヤクルトとの6連戦で4勝2敗と勝ちを重ねた。
「問題は上位チームとよね」
「火曜日からは阪神さんとの3連戦だしね」
ここで勝ちこせれば、まだ3位の芽はあるとは思いますが、果たして?