2024年9月4日 広島戦
結果:横浜6-1広島
敢闘選手賞:ジャクソン、梶原
「広島に連勝、久しぶりの広島戦カード勝ち越し!」
結乃が拳をつきあげる。
「チーム自体も5連勝です!」
理衣も拍手する。
初戦を勝利し、連勝しかない2戦目。
相手もなぜか床田ではなくアドゥワで、勝たないといけない試合で勝てたのは大きい。
「先発のジャクソン、立ち上がりがかなり悪かったけれど、相手にも助けられたわね」
「初回は3安打されたけれど併殺もあって無失点。2回も満塁まで攻められたけれどなんとか無失点」
「3回以降は立ち直って、6回1失点と仕事をしてくれたわ」
「本当に、良かった良かった」
特に2回。
安打と味方エラーで1点を失いなおも無死2塁。
初回に5点とったとはいえ、更に失点を重ねるとどうなるか分からないなかで抑えられたのは大きい。
「その後は点差もあってウィック、伊勢で締められたのも大きいわね」
「ウィック投手はこの試合、きっちり2イニング抑えてくれました!」
「ウィックは状態がいいとこのイニング跨ぎできるのが大きいわよね」
「この前の汚名返上です!」
打線は1回、2回で6点。
「見事な攻撃、1、2、3番の連打で2点をとり、更に宮崎の3ラン」
「やっぱり立ち上がりをきっちり捉えるのは大事だね」
「2回にも梶原のHRで6点となったけれど、3回以降は抑えられたしね」
「本当、取れる時にとっておかないとね」
しかし梶原のHRは本当に、またとんでもない打球でHRになるものである。
「さて、勝ったとはいえ2つのエラーはいただけないわね」
「2回は飛び出したランナーの挟殺プレーのエラーだもんね」
「ちゃんと練習しなさい!」
「8回もエラーから1、2塁のピンチで、ここで打たれたらどうなるか分からなかったもんね」
エラーした選手はきちんと振り返り反省してもらいましょう。
「さあ、これで2連勝。3連勝をかけて3戦目はケイ、頼むわよ!」
「このところあまり良くない投球だから、なんとか頑張って欲しいわね」
「ここで広島は床田だもんね。向こうとしては1つ勝てればまあ良いでしょうから、ここよね」
「床田投手を打てるか、そしてケイ投手が踏ん張れるか」
「厳しそうなら早めの継投も見据えてね」
「金曜は試合休みだしね。とはいえ、中継ぎも他チームと比べると万全じゃないしねぇ」
なんとか、ここで勝てると大きいのですけどね。