2024年9月25日 巨人戦
結果:横浜1-0巨人
敢闘選手賞:ジャクソン
「おおお、1-0で逃げ切った!」
結乃が驚いたように言う。
「継投で完封です!」
理衣が喜ぶ。
相手が戸郷ということもあり、これしかないという勝ち方だった。
「やっぱ先発のジャクソンよね。この日は6回わずか2安打で無失点の快投!」
「この試合は7回からすぱっと交代したね」
「球数も90球こえたし、いつもこのくらいで怪しくなるから良い判断よね」
「2連戦だから中継ぎ陣も投入できるしね」
良い時のジャクソンはそう簡単には打てない。
この日の好投で7勝目をあげた。
「そのあとを伊勢、ウィック、森原で必死の継投ね」
「伊勢投手の状態が戻ってきた感じだね」
「JBの状態がイマイチだから、ウィックを8回にまわして成功したわね」
「残りはこれでいくのかな」
とはいえ最後に8連戦があるので、結局は全員の力で乗り切るしかないだろうが。
「打線の方はなんとか1点を取った感じね」
「ヒット、盗塁、タッチアップ、そして内野ゴロで1点と、らしくない点の取り方だったね!」
「こういうのでいいのよ! 梶原を起用し続けているけれど、それが功を奏したわね」
「やっぱり足が速いのは武器になるよね」
ここまできたら梶原も最後まで使い続けると腹を決めたか。
来季のことも考えたら、その方が良いのかもしれない。
しかし、他では色々と拙攻だった。
2回は無死満塁で無得点。
「相手のミスから無死満塁のチャンスをもらったのに、ここで一点でも取れればねぇ」
「その辺は流石戸郷投手ってところ、なのかな」
「打線も下位になっていたってのはあるけれど、うーん、情けない」
「ま、まあまあ」
7回は2死から3連打も、ホームで憤死。
とはいえ、これは相手の返球を褒めるしかないか。
「この時期はもう勝利という結果よね。拙攻はあれども勝てば官軍!」
「もう残り10試合を切ったしね」
「広島とは1.5ゲーム差、でも残り試合数はこちらの方が多いから、実質1ゲーム差ね」
「まだまだ予断を許しません!」
そしてイースタンではこの日勝利してM2となった。
「でも残り3試合でM2だから、決して余裕はないけどね。残り10試合とかならほぼ間違いないでしょうけれど」
「2つ勝って決めましょう! そうすれば一軍も勢い出そう!」
2軍でも優勝すれば嬉しい!