2025年3月30日 中日戦
結果:横浜2-1中日
敢闘選手賞:梶原、松尾、伊勢
「よし、開幕カード勝ち越し!」
結乃がガッツポーズを見せる。
「1点差で逃げ切りです!」
理衣も喜ぶ。
2戦目で打線が抑え込まれて敗戦。
その流れで迎えた3戦目も厳しい戦いにはなったが、1点差で逃げ切った。
「得点は2点だけど、なんといっても梶原、松尾の若手の一発でってのがいいわね」
「新たな時代を感じるね!」
「梶原はまだ粗いところあるけれど、3連戦では結果を残したわね」
「HRもうって、ヒットも打って、あとは盗塁だね」
「それは状況もあるから難しいところもあるけれど、リードオフマンで定着を目指して欲しいわね」
先制は梶原の一発。
そして追加点は松尾の一発。
「待望の初HRね!」
「スタメンマスクというのも期待だね」
「今季はこんな感じで、山本メインではありつつ松尾のマスクの日も増やすんでしょうね」
「そこでしっかり結果を残していきたいね」
打撃はこの日はそれだけ。
あとは6回、先頭の梶原が2塁打で出塁も、牧、佐野、筒香で何もできなかったところ。
そこでもう1点取れていれば楽になったのだが。
「投げる方では先発平良が5回無失点で初勝利ね」
「故障さえなければこれくらい当然だよね」
「球数が多くなって5回で降板がちょっとね」
「まあ、久しぶりで今季初登板だしね」
そのしわ寄せを受けたのが石田裕太郎。
もともと平良にあまり球数を投げさせない想定で待機していたのだろうが、3イニング目に捕まった。
「石田はもともと5-6イニングを2、3失点でまとめる先発タイプだと思うからね。むしろ2イニング抑えてくれて良かったわよ」
「3イニング目ともなるとさすがに、ってところか」
「物凄い球があるってわけじゃないからね」
「でも、1失点してなお1死2、3塁のピンチを救ったのが伊勢投手!」
「中継ぎに戻して正解だったわね」
今の中継ぎ陣で絶対的な投手はいない。
ピンチで出てきて抑えられるとなると、やはり伊勢くらいだろうか。
「さらに1点差で9回マウンドには入江!」
「山崎投手じゃなかったね」
「山崎の状態と入江の今を比べて、でしょうね」
「緊張しただろうけれど良く抑えたよね!」
今後もずっと固定かは分からないが、持っている球的にクローザー適正はあるだろう。
あとは連投や、初の役割でもあるし、その日で山崎や伊勢あたりと判断していくのか。
「何はともあれ開幕カード勝ち越し、よかったよかった」
「そのまま次のカードへ!」