2025年4月12日 ヤクルト戦
結果:横浜5-4ヤクルト
敢闘選手賞:ケイ
「いやー、最後何やってんのかしらね」
結乃が呆れたように言う。
「まずは連敗ストップを喜びましょう」
理衣が安堵したように言う。
5-0で最終回。
9回も2アウト1塁までいっておきながら、そこから4失点で1点差まで詰め寄られるという事態に。
「まー、まずはケイが7回無失点で今季初勝利を素直に喜びますか」
「前回も7回無失点で勝利投手の権利も、中継ぎが追い付かれちゃってね」
「これで今季はまだ無失点、本当にジャクソン、ケイは良いわね」
「この二人の時は落とせない!」
しかし、ブルペンの不安定さでどうにもこうにも危ういとしか言いようがない。
「石田も2アウトまでいったんだから、最後締めて欲しかったわね」
「あそこをきっちりいければねぇ」
「そして慌てて登板させたウィックも制球が定まらずね」
「準備が出来ていなかった感じかな」
「回の頭から投げさせるタイプだしね」
「結局、火消しは伊勢投手がしてくれた、と」
点差もあるから石田続投は間違っていないだろうが。
モヤモヤしてヒヤヒヤする勝利だった。
「本当に中継ぎどうにかしないと、5点差あっても安堵できないとかね」
「今のうちに整備です!」
「そんな中、打線はまずまず、5点を取ったからね」
「タイムリーに犠牲フライと、必要な場面できっちり取れた感じだね」
梶原、佐野、宮崎と打つべき人が打って点を取ってくれた。
「最後はバタバタしたけれど、とりあえず連敗止めたから落ち着いて欲しいわね」
「東投手で連勝といきたいね」
「天気がどうなるか、ね」
「スカッとする試合が見たいね!」
今のブルペン状況を考えると、まずは連敗せずに他チームにくらいついていきたい。
頑張りましょう。