2025年4月30日 ヤクルト戦
結果:横浜1-4ヤクルト
敢闘選手賞:度会
「うーん、そう簡単に打線は良くならないか」
結乃が唸るように言う。
「この日は1得点だけでした」
理衣が肩を落とす。
連勝は4でストップ。
打線がチャンスで一本が出ず抑え込まれた。
「先発した吉野は5回途中まで1失点と踏ん張ってはいたんだけどね」
「5回を投げ切れなかったのが残念だけど」
「ただ四死球が5つと出しすぎで、自分で苦しくしてね。交代も仕方ないか」
「もう少し制球がね」
なんとも微妙な登板となった感じだった。
「ただその後出てきた坂本、山崎、佐々木がみんな失点しているのがね」
「エラーもあったけれど」
「ちょっと山崎はこれじゃあ、一軍に置いておいても仕方ない感じになっちゃうわよ」
「悩ましいところだねぇ」
ビハインドで投げさせるなら若手を投げさせたい。
まあ、そういう若手がいないというのであれば仕方ないけれど、そんなこともなかろう。
立場的に、勝ちパに入れないのであれば一軍に置いておく投手ではないのではないか。
「そして打線は度会のソロHRのみか」
「度会選手は3安打猛打賞で、打撃でアピールだね」
「ただこの試合は5番の佐野がノーヒットでチャンスを活かせなかったわね」
「2番の蛯名選手も3出塁しているんだけどね」
1番三森がノーヒットで打線がつながらなかった。
現状、5番が課題か。
「特に8回、度会、牧の連打で無死1、2塁なったんだけどね」
「その後が駄目だったねぇ」
「オースティンが復帰できれば、4番まで変えずに5番にオースティンを入れることもできるわね」
「宮崎選手もまだまだだしね」
3、4月は負け越し、10勝13敗2分けとなった。
「最後の4連勝で、どうにか最低限のところまでは盛り返した感じね」
「先発投手は頑張っているから、打撃陣とブルペンだね」
5月に入ります。
そろそろ変わっていくか?