2025年5月13日 阪神戦
結果:横浜1-1阪神
敢闘選手賞:ケイ
「9回2死無走者から追いつかれるかー!」
結乃が悔しそうに言う。
「これも野球だけどね」
理衣も無念そうに言う。
入江はさぞ悔しいだろうが、これもクローザーとしての経験。
その後、勝ち越しを許さなかったし、そこは致し方ないとみるしかない。
また、延長に入ってからもウィック、宮城、坂本がきっちり抑えたのは良かった。
「こうなると康晃の出番がないわね」
「まあ、今シーズン何回かやっちゃっているのあるからね」
「少なくとも今は宮城の方が頼りがいがあるわよね」
「延長でクリーンナップを抑えたしね」
「そしてやっぱり先発のケイ! この試合も7回無失点!」
「勝ちがつかなかったのは残念だけど」
「それもこれも打線よ! チャンスは何度かあったのに、そこで点が取れない」
「3塁までいって、そこで点を取る打撃が出来ないってやつだね」
オースティンと牧がブレーキになった。
特に牧は3回の1死1、3塁、そして5回1死2、3塁のいずれでも打点をあげられず。
「どうしたもんかしらね」
「やっぱり牧選手とオースティン選手と並べた方が良いんじゃないかな」
「後ろに強打者がいるからこそ、プレッシャーをかけられるのはあるからね」
「誰が2番を打つんだ、ってのはあるけれど」
そして9回、1死から九鬼が3ベースを打って一打サヨナラの場面で。
石上は三振。
「代打の選択肢もあったけれど、出さなかったわね」
「チャンスを与えたって見ることもできるよね」
「まあ経験だけど、三振しそうと思ったら、三振だったわね」
「本人も悔しいだろうけれど」
なんとか前に打球を飛ばして欲しかったが。
あそこで勝負をかけることはできなかったのか。
「まあ、9回に追いつかれて今までなら負けパターンのところ、負けずに済んだのはあるけれど」
「喜んでよいものやら」
とりあえず横浜に戻ってもう1戦、次こそ勝ちましょう。
というか打線、少しは考えてくれよ。