「 ベイスターズ 」 一覧

  「在宅だと、なんか生活バランスが崩れるわー」 結乃がぐったりと横たわっている。 「通勤、通学の時間がなくなるのは良いけれど、そういうのもあるんだね」 理衣も少し疲れた様子である。 「なん ...

  「突撃！　ヤスアキマイクの第一回が配信されたわね！」 早速観終えた結乃が口を開いた。 「楽しかったね！」 理衣も笑顔である。 コロナで自粛が続く中、少しでも楽しんでもらえればと始まった企 ...

  「コロナ以外にニュースの話題はないのかしら？」 結乃がしぶい表情を見せながら言う。 「この状況じゃあ、難しいんじゃない？」 理衣が素直に応じる。 「なんかもう、気分が沈むじゃない！」 「 ...

  「１０万円がきたら、どうやって経済を回そうかしらね！」 結乃が考え込んでいる。 「悩みどころだよね。この支給は、経済のためというよりは、国民の安心のためだよね」 理衣がほっそりとした顎に ...

    「自粛で練習もままならないけれど、野球もリモートで指導の時代ね！」 前日の大雨から一転、晴れ渡った空を見上げながら結乃が言う。 「お天気でも外にはいけないのが残念だね」 理 ...

  「交流戦中止も致し方なしね！」 決定事項に対し、結乃はサバサバと応じる。 「この状況じゃあ、優先事項は明らかに違うからね」 理衣も頷く。 「開幕すら出来るかという状況ですからね、まずはコ ...

  「なんだかんだで一週間も終わるわね」 なぜか結乃がしみじみした口調で言う。 「街は本当に人の姿が少なくなったよね」 理衣もつられたのか、しみじみした口調である。 「これがあとどれくらい続 ...

  「自粛要請から一週間以上が経ちましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか？」 結乃が問いかける。 「いかがお過ごしかと問われても、困るよね」 理衣が困惑したように眉をハの字にしている。 ...

  「今回はちゃんとやるわよ！」 のっけから結乃が意気込んでいる。 「選手紹介だね」 「紹介っていうか、個人的な思い出だけどね」 「それで、今回は？」 「投手の方で遠藤、斉藤といったから、打 ...

  「しまった、遅くなったわ！　書く時間がない！」 と、結乃が頭を抱える。 「昔の選手紹介記事の予定だったけれど････」 理衣が不安そうな表情で尋ねると。 「今日はパス！　あーもう、書き貯 ...