「優勝したわ！」
結乃が叫ぶ。
「ついに、ついに優勝です！ おめでとうございます！」
理衣も万歳する。
2024年9月28日（土）
ついに横浜DeNAベイスターズが優勝した。
イースタンリーグにて。
「いやー、４２年ぶりですってね。どんだけ優勝していないのよ」
「とにかくおめでたい！ ちゃんと勝って優勝しました！」
「若手、中堅、ベテランと、それぞれが役割を担った感じね」
「でもやっぱり若い選手だよね」
イースタンだから、中堅以上が活躍して優勝しても、ちょっとという感じである。
しかし、若手がちゃんと主力として躍動した。
「この日のスタメンみてもそうよね」
「未来が楽しみになるよね！」
１、関根
２、石上
３、度会
４、井上
５、松尾
６、フォード
７、楠本
８、村川
９、西浦
投、庄司
「２番から５番までのオーダー、これは近い将来の一軍よね！」
「先発の庄司投手も含めてね！」
「石上、度会、井上とルーキーで、松尾も高卒二年目だしね」
「２３年ドラフト組、凄いね」
いずれも一軍も経験し、一軍の壁には跳ね返された部分あるが、二軍でちゃんと試合に出場して結果を出してきた。
来年、再来年には一軍でも主力として活躍する姿を見たい。
「庄司もね、育成だけどこれもう支配下登録して一軍で投げさせたいわよね」
「オフには支配下登録もあるかもね！」
ファームでの優勝ではあるが、当然それは一軍にも影響を及ぼす。
ファームの優勝で活躍した選手は一軍でその力を発揮すればチーム力の底上げになるし、世代交代もあるかもしれない。
長らく一軍の優勝を逃してきているだけに、そういう刺激、そして主力の入れ替えも当然行っていかねばならない。
「そうなると来季のメンバーを考えると」
「出たね、妄想」
キャッチャー：山本、松尾
ファースト：オースティン、フォード（？）
セカンド：牧
サード：宮崎、井上
ショート：森、石上
外野：佐野、梶原、蛯名、度会、桑原、筒香
「とまあ、こんな感じで」
「うーん、夢がありそう！」
もちろん、ここで名前の挙がっていない選手も黙ってはいられないわけで。
そうやってバチバチに刺激しあって、レベルをあげていってほしい。
「さ、この勢いで一軍は２位を目指して？」
「東投手が中５日であと二回まわるみたいね」
「あんま無理して欲しくないけれど・・・」
「チームとしては全力でいくしかありません！」
まあ、先発投手もいないですからね・・・
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