2024年振り返り #50 B9にGG賞!最後に怪我も飛躍の一年! 山本祐大
「飛躍の一年になった山本ね」
結乃が得意げに言う。
「長らく待たれていた正捕手の誕生!?」
理衣も勢いよく言う。
ずっと固定できなかったキャッチャー。
分業制でうまくいっていた部分はあれど、やはりメイン捕手は定めたいところ。
そこを埋める一番手となった。
#50 山本祐大
出場試合 : 108
打数 : 358
打率 :.291
出塁率 :.340
安打数 : 104
HR : 5
打点 : 37
得点 : 29
盗塁 : 1
OPS :.723
「数字的にもとても良いわよね」
「一時期は三割も狙えたもんね」
「シーズン終盤、怪我で出られなくなってしまったのは本人も無念でしょうけれどね」
「万全な状態に治して2025年を迎えて欲しいね」
肩の良さには定評があったが、打撃面で苦戦していた山本。
それが、2024年に一気に花開いた。
捕手でこれだけ打ってくれれば、他チームに対してもアドバンテージになる。
「とはいえ、一年だけだとまだ分からないからね」
「良い成績を連続して残してこそ、本当の実力だと認められるね」
「そのためには、なんだかんだスタメンを勝ち取らないとね」
「ポストシーズンでは戸柱選手が大活躍だったしね」
とはいえ、戸柱も伊藤光もベテラン。
山本が一番手であることは変わらないだろう。
「松尾が入団して危機感も生まれ、そこから本当に力を見せたのは凄いわね」
「松尾選手を一軍で起用できないという、嬉しい悲鳴がね」
「松尾の壁になって、そしてゆくゆくは二人体制になると良いわね」
「やっぱ捕手はハードなポジションだし、うまいこと出来るとよいね」
とはいっても、山本本人としては一年間マスクをかぶりたいだろうし、その気持ちで挑むだろう。
そう考えないと、レギュラーなんてはれない。
「2025年、正捕手を盤石なモノにするためには大事な一年よ」
「ファンは更なる成長を期待しています!」
「セリーグを代表する捕手になって欲しいわね」
「そしてWBCの正捕手に!」
捕手でこんなにポジれる日がくるとは。
嬉しいですね。