「さて、来季の外国人選手編成を考えてみましょう」
結乃が重々しく言う。
「ここは避けて通れないところだね」
理衣も頷く。
ニュースから出てきたのは。
バウアーとオースティンは退団濃厚。
ジャクソンとケイは流出可能性高い。
ウィックも退団濃厚。
フォードは不明。
「バウアーとオースティンは仕方ないところね。年齢と年俸と働きが見合っていなかったから」
「来季こそは、って考えるのも甘いのかな」
「年俸が安ければ、ってのはあるでしょうけれど、それも難しいでしょうしね」
「オースティン選手は怪我さえなければね。。。」
しかし一番痛いのは、ジャクソン、ケイが流出した場合だろう。
二人とも先発の軸として活躍してくれた。
「でも、これがメジャー復帰だとしたら応援してあげるべきよね」
「日本に来て力を上げて、メジャーで活躍って、素晴らしいことだよね」
「ただ、もし日本のほか球団との競争だったら負けたらだめよ!」
「それだけは阻止してください!」
そこにはバウアー、オースティンの資金をあててほしい。
「ウィックはいてくれると助かるんだけど、二年連続で故障がね」
「万全なら頼もしいんだけどね」
「フォードも、DHあれば考えたかもだけど、2026年で考えるとね」
「そうだねぇ」
ビシエドは日本人枠だから、再び契約もあるかもしれないが、とりあえずおいておいて。
「もしかしたら全とっかえの可能性もあるからね。その場合、ジャクソン、ケイの穴を埋めるのは大変よ!」
「日本人投手でローテを埋められないとね」
東、竹田、石田裕太郎。
ここに続く若手が欲しい。
あと二人埋まれば、残りは大貫や平良といったところもある。
「何はともあれ、新たな情報を待つしかないけれどね」
「いやー、激動ですね」
最良なのは、ジャクソンとケイが残留することだけど、どちらか一人でも構わない。
その間に日本人の若手を底上げ出来たらな、という感じですね。