2018年5月6日(日) vs 読売ジャイアンツ
結果:横浜12-8巨人
敢闘選手賞:ソト、ロペス
「馬鹿試合、in YOKOHAMAステーィディアム!!」
「結乃、馬鹿っぽいよ」
「いいのよ、馬鹿試合だから」
と、のっけから馬鹿っぽいはじまりであるが、それも致し方ないところ。
5/6の巨人戦は荒れに荒れた。
「正直、最初にスタメンを見た時には呆れたわ。ラミレス、いかれたかと」
「どうして?」
「だって、6番以降が自動アウトじゃない」
「ひ、酷い」
「ちなみに6番以降って言っている以降は、3番まで回るからね♪」
「実質、4,5番だけ!?」
結乃が言うのは極端な話だが、最近数試合を見る限りはそう言われても仕方ないところであろう。
「問題は、昇格して2番に入ったソトがどうかというところだったけど、なんで2番!? 6番じゃないの!? と思った人は多かったでしょうね」
「結乃も最初はそう言っていたよね」
「ところが最初の打席でいきなりタイムリー! 勝利打点になったものね。このところまともにタイムリーで点も取れていなかったから、そう言う意味でこのソトは第一打席だけでも出場した意義があったわ!」
「2打席目も、1点返されて嫌なところでいきなりホームラン! しかもバックスクリーン弾!」
「今日は風サマサマだったわねー、おたがいに」
まさに、打ちも打ったりだ。
特に大和の右打ちはすべて風に上手い事のったような打球だった。
「ま、投手にとっては災難だったかもね。でも、抑える投手はちゃんと抑えているんだから、しっかりしないと。ゴロを打たせりゃいいのよ、こういう日は」
「言うのは簡単だけど難しいよね」
先発の京山は5回までは良かったが、球数が多くなった6回に集中的に打たれてしまった。ただこれはある程度想定していたことであり、常に球数を計算しながら中継ぎを準備して置けばよい。
この試合ではリードが大きくなったから続投させていたのだろうが。
「エスコバー、壊れないといいけど」
「凄い投げているよね・・・・」
エスコバーとパットン以外は要反省であるが、こういう馬鹿ゲームはどう投げても点が取られやすい流れであるのも事実だろう。
「今日の試合は勝つことが重要だったからね。ここで止められないとずるずるいきそうだったところ、どうにか踏ん張ったわ」
「打線も活気づいたしね!」
「まー、打線爆発した次の試合は湿るとかよくあるけど」
「と、とにかく、次のカープ戦、この前の借りを返したいね!」
「とーぜんよ、濱口の復帰戦を飾り、東に勝ちをつけさせるのよ! 戸柱の敵を討たないと!」
「トバさん・・・・」
ついに二軍に落ちた戸柱。どうにか調子を上げて欲しいところだが、嶺井も不安定で打撃も低調な今、もしかしたら高城にチャンスがあるかもしれない。それも全ては次の広島戦、濱口と組むであろう試合にかかっている。
「ちなみに、この試合のMVPは打ち直しホームランのロペスよ!」
「リクエストでファウルになった直後の球を打ってHRとか凄すぎるし格好良すぎるよねー!」
「なんと、この優良選手を首にした球団があったとか!?」
「それは何万回と言われていることだから、今さら・・・・」
馬鹿試合だろうがなんだろうが、とにかく5割に戻したベイスターズ。
次は前回、3タテをくらったカープである。
濱口、東の若きサウスポー二人で連勝あるのみ。
再び混セを巻き起こすべし!