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2018年ベイスターズの歩み ベイスターズ

筒香のメジャー希望表明について

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筒香のメジャー希望表明について

 

「結乃、大変、大変!」
血相を変えて理衣が結乃に詰め寄る。
「なによ理衣ちゃん、変な顔して」
結乃は13回目となる『4522敗の記憶』の読書を妨げられて不機嫌そうな表情を見せる。

「だって、筒香選手がメジャー挑戦の意志を表明したんだよ?」
「ああ、それね。そんなの前から分かっていたじゃない」
「そんな、あっさりと・・・」
がくんと、肩を落とす理衣。

筒香がメジャー志向なのは昔から分かっていたし、力さえついたらいつか口にするだろうとは思っていたしね」
読んでいたページに栞を挟み、結乃は顔を上げて言った。
「落ち着いていていいの? いなくなっちゃったら」
「仕方ないじゃない。筒香だってもう10年よ。今、いかないと旬を逃すしね」
「まあ、筒香選手のことを考えたらそうだけどね」
落ち着いてきたのか、理衣も腰を下ろす。

「今だって通用するか分からないんだから、年を取ったら余計にそうよ。仕方ないわ」
「ドライだねぇ」
「ま、筒香は暗黒時代の真っただ中にドラ1で入ってもらって、潰されそうになりながらも自分の意志を貫いて成長し、キャプテンとしても引っ張ってくれて、感謝しているし
「せめて優勝してからならねぇ」
「そんなこと言っていたら、いつ行けるか分からないじゃない」
綺麗なのはベイスターズが優勝してからメジャーへ、というのが理想だろうが、世の中そんなに甘くない。
そうこうしているうちに2年、3年と経ち、選手として旬を過ぎてからでは遅いのだ。

「でも実際、2019年よね。ロペスが衰えてもおかしくないだけに、2019年こそチャンスではあると思うのよ」
2018年に不調だった先発陣が復調し、中継ぎ陣も2018年の調子を維持し、打線は梶谷が復活。
もちろん、3連覇中の広島。強力な補強をした巨人。相手も強くて容易ではないが。

「仮に優勝しなくても、筒香は文句ない成績を残してメジャーに挑戦してほしいわね」
速い球に弱い、強い高めの球に弱い、そういった点を克服しなければならないだろうが。
「確かに、打者のメジャー挑戦は、なかなか成功していないイメージだしね」
「あの松井でもメジャーでは中距離打者だったしね。筒香が果たしてどれだけ通用するものか・・・・」
実績でいえば松井に劣る。それでも、夢はある。

「外野手も、梶谷、ソト、桑原、神里と、使いたくても誰か使えない状況だしね。次の世代のこともあるし、そういう意味でも良いタイミングかもね」
他の選手にとってはチャンス、ということだよね」
「そーゆーこと! 外野は多いしね、コンバートもしやすいところだし」
「でも、まだメジャー移籍決まったわけじゃないけどね」
「そうね、2019年、だらしない成績だとちょっと、ってなるしね」

いずれにしても、筒香本人も言っていたが2019年はベイスターズで戦うことが決まっている。
メジャー云々の前に、しっかりと成績を残してくれ!

 

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