恒例の山登りが実施されました
「山登りは伊藤、上茶谷のワンツーフィニッシュだって!」
結果を見て、結乃が言う。
「今年はやらないかも、みたいなことを言っていたけれど」
首を傾げながら理衣が言う。
「まあ、確かに科学的なトレーニングの方が効率よいのでしょうけれど、こういうのもアリじゃない?」
新人の一体感であったり、自然の中を走る気持ち良さだったり。
効率だけではない何かもあるのかもしれない。
「でも意外だったのは、伊藤選手が一位だったってこと」
「そうね、重そうなのにね」
「100キロはないって言っていたよ!」
「動ける100キロの山の神らしいからね!」
上茶谷とも仲良くやっているようで、何よりである。
DeNAドラ1・上茶谷、恒例の山登りでトップの伊藤裕に「動ける100キロの“山の神”やな!」
「新人の合同自主トレも順調そうで、何よりね」
「投手陣は投げ始めたみたいだしね」
「番長も視察に来て、ああ、春季キャンプが楽しみね!」
なんだかんだであと半月、早いものである。
「あとは、勝又が身体能力のお化けだって言われているみたいね」
「ああ、あのウクレレを弾く子」
「なんでも出来るのね。明るくてムードメーカーにもなりそうね」
「みんな、活躍してくれると良いね」
ここ数年、頼もしいルーキー達。
2019年、活躍もしてもらいたいが、まずは怪我なく一年を過ごして欲しい。
そのためには、春季キャンプに良い状態で入れるようにきっちり準備をして欲しい。