2019年4月29日 ヤクルト戦
結果:横浜8-9ヤクルト
敢闘選手賞:なし
「7点差ひっくり返しておいて負けたら意味ないわー!」
持っていた帽子を投げつける結乃。
「せっかく、あれだけ打ったのにね」
肩を落とす理衣。
「連敗止めたのに、またこんなクソみたいな試合みせて!」
「え、それは言い過ぎでは・・・・?」
「さっさと投手をかえておけばよかったのよ! 2回で一巡したんだからさ!」
「まあ、ねえ・・・・」
先発させた進藤、そもそもどこまで投げさせるかとか決めていたのか。
打順が回るまでとか考えていたならば、考えが甘すぎたといえるだろう。
「中継ぎなんだし、2回でとらえられていたの分かっていたんじゃないの。そりゃ、イニングくってくれるにこしたことないけれどさ」
「また失敗したね、オープナー」
「オープナーというよりブルペンデーよね。でも、だったらなおさら2回で交代させなさいよね。なんのために平田や武藤をスタンバらさていたのよ!」
失敗したら、奇策は惨めだ。
というか、6失点まで投げさせた方が悪い。
「打線は大分、よくなってきた?」
「そう? 結局は点取った4,5回だけだしね」
「ソト選手がよくなってきたよね。9回もよいあたりだったし!」
「あれが抜けていればねー、あーもう、なんなのよこのチームは」
平成最後の試合、点数だけみれば接戦だが、終わってみればなんともいえない。
「ミスもあったし、ホント、いい加減にしてほしいわ」
守備軽視が最後に響いた。
「まあ、あんだけ点差が開いていたから攻撃重視したとはいえ、センター乙坂とかやめてほしいわー」
乙坂に関しては、守備はさほど評価していないのだ。
「あと、柴田も追いすぎ!」
あれを2塁打にされてはたまったもんではないだろう。
「それから、宮崎は本当にスタメン落としたら? もう何打席連続でノーヒットなのよ!」
これだけ安打が出ないと、スタメンで出ていても期待ができない。
「それから神里! せっかく連打で勢いついているのに盗塁失敗で流れをぶった切るとか、少しは考えなさいよ!」
相手を攻めたいとはいえ、あそこは完全にセーフにならないと駄目だろう。
「あーもう、本当に苛々するわー、野球が下手くそなチームよね」
「分かっていて応援しているんだよね?」
「そうよ! だからって、それで構わないってことじゃあないんだから!」
分かっていようと、ファンであろうと、イライラはたまるのだ。
「とりあえず、まともな試合を見せて欲しいわ、プレーも、ベンチワークも!」
まさに。
借金が減る様子はないが、元号も変わるし新たにスタートしてほしい。