2019年7月9日 ヤクルト戦
結果：横浜９－４ヤクルト
敢闘選手賞：ロペス
「この試合の上茶谷は悪かったみたいね」
結乃が渋い表情で言う。
「４回までで１００球近く投げて、四球も４つだもんね」
理衣はネットで結果を見て言う。
「しかーし！ 勝てばいいのよ、とりあえず前半戦ももう終わりだからね！」
「ルーキーだし、疲れもあるのかもね」
今まで良く投げてくれているだけに、責めることはない。
疲れを癒して、また次の登板から頑張ってほしい。
「上茶谷投手の後は、中継ぎ陣が無失点リレー！」
「国吉とかソリスとかも無失点で抑えてくれたし、まずは一安心ね」
「やっぱり中継ぎ陣は頼もしい！」
残り１試合もフル回転で頼みたい。
「打撃陣も、上茶谷が点を取られたのをカバーしてくれたわね」
「柴田選手や佐野選手がタイムリー！」
「まさか柴田がタイムリーを打つとはね！」
「酷いね」
とはいえ、今季の柴田の打撃を見ていると、そう言いたくもなる。
「同点で迎えた６回には、神里選手が勝ち越し２塁打！」
「久しぶりに良い場面で打ったわね」
「そしてなんといっても、ロペス選手の満塁！ ホームラーーーン！」
「なかなかチャンスに打てないクリーンナップも久しぶりに仕事たわね！」
「勝ったのに辛口････」
「勝ったからこそ、よ！」
とはいえ、タイムリーとホームランと犠牲フライと、良い形で点が取れた試合ではなかろうか。
「さあ、この勢いで前半戦の最終戦も勝つわよ！」
「勝てば５割だね！」
「本当は貯金をしており返したかったけれど、１０連敗があったからねぇ」
「盛り返してきたよね！」
「あれさえなけレバー！」
肝臓みたいな叫びを上げる結乃であった。
「試合とは別で、桑原が落ちて関根と飛遊馬があがってきたわね」
「桑原選手、心配だね」
「とはいえアレだけ打てないとね。それより関根と飛遊馬はチャンスを活かせるか、ね。関根は二軍で良くても上ではいまだノーヒットで、打席内容もイマイチだから、考えて打たないと駄目よ！」
期待の若手の位置はもう終わりにしないと、そろそろ本当に危ないぞ。
「そして飛遊馬はそれこそラストチャンスのつもりでやらないとね」
「元気の良さで盛り上げても欲しいよね！」
正直、２０１８年オフもよく残ったなという感じだった。
内野手が手薄というのもあるだろうが。
「さて、ここでお知らせよ」
「え？」
「7月10日は時間がなくてこのブログ書けないの。だから、今のうちに書いておいて、時間が来たら自動UPするようにするから！」
ウィンクする結乃。
「え、でも試合は？」
「観てないから、予想で書くわ！ お楽しみに！」
ぺろっと舌を出して言いきる結乃。
「ええー！？」
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