2019年振り返り #24 一軍で好投も見せ来季は飛躍を! 齋藤俊介
「齋藤はんね!」
「もう、それが定着しているよね」
結乃と理衣が笑い合う。
2018年のファンフェスティバルの衝撃。
しかし2019年は、きちんと野球でも良いところをみせてくれた。
#24 齋藤 俊介
当番試合 : 16
投球回数 : 25
防御率 :5.76
勝利 : 0
敗北 : 1
セーブ : 0
ホールド : 0
奪三振 : 20
「一軍登板を果たしたわね!」
「待ってました! 一軍で活躍して顔を売って、もっと面白いところ見せて欲しいね」
「いやいや、野球の成績が第一でしょ」
「あはは、そうでした」
とはいえキャラクターそのものは変わらないようで、一軍でもなかなか楽しいことをしてくれていたようだ。
「ビハインド、敗戦処理だったけれど、投球は悪くなかったわよ」
「防御率はよくないけれど・・・・」
「まー、炎上したことがあったからね。プロの洗礼よ」
「でも、初先発した時は良かったよね! 5回1失点!」
「ローテが崩壊して、投げる人がいないって時に助かったわね。勝ちをつけられなかったのが申し訳ないけれど」
「次は、目指せ、初勝利! だね」
あの中日戦は、本当に勝たせてあげたかった。
が、そういうことが出来ないのもまたベイスターズなのである。
「今季の活躍をバネに、2020年はもっと活躍するように」
「ヒーローインタビュー、受けて欲しいよね!」
「意外とそういう場では普通かもしれないけれど」
「それも含めて見てみたい!」
横浜スタジアムでのヒロインを楽しみに待ちたい。
「点数的には60点をあげましょう」
「及第点だね」
「社会人卒だからね、余裕があるわけじゃないことは自覚して頑張りましょう!」
「中継ぎ、谷間の先発とフル回転を期待!」
中継ぎ投手は大変なだけに、割り込むチャンスはあるはず。
2019年と同様、まずはビハインドから信頼を積み重ねていこう。
そして、2020年のファンフェスでは齋藤の活躍する舞台があることを願う!
「・・・・結局、そっち?」