「5月にとっつにゅうーー!」
無理にテンションを挙げている感じの結乃である。
「5月には緊急事態宣言が解除されるとよいね」
さて、どうなるか。
「まー、そんなこと言っていても仕方ないわ。野球の話をしましょう!」
「野球といえばTVKで過去の試合を流す、『おうち時間で盛り上がろう!プレイバック!横浜DeNAベイスターズ熱烈LIVE!』が始まったね!」
「シーズンも始まらないし、こういうので少しでも盛り上がれば良いわね」
「オンライン飲み会をしながら中継を観て盛り上がる、なんてこともしているそうだね」
「そこまでして飲みたいのね!」
酒好きとはそういうものなのでしょう。
「盛り上げるためにも今日は! ポンセよ!」
「有名どころにもどったね!」
■横浜大洋ホエールズ (1986 - 1990)
■通算 2027打数 601安打 打率.296 119本塁打
本塁打王 1988年
打点王 1987年、1988年
最多安打 1987年
「立派な成績だね!」
「ホエールズが誇る優良外国人選手で、ファンにも人気があったわね」
「なんといっても、”スーパーマリオ”!」
ヒゲを含めた風貌がマリオそっくりということでつけられた愛称。
本人も気に入っているという。
「ファンフェスでは、マリオにコスプレして出て来てくれたね!」
「ファンサービスもあるし、何より横浜というチームを愛してくれているのが嬉しいわよね!」
横浜で監督をしたいという夢をずっと持ち続けている。
さすがに実現は無理そうだが、それでも嬉しいものである。
「来日一年目から活躍、二年目には打点王でOPSも1.003!」
「安定していたよね。HR30本、100打点がデフォルトみたいな」
「本来的には長距離砲ではなく中距離だと思うんだけど、横浜スタジアムが良かったのかしらね」
「実際、1989年はHRは24本に減ったけれど、2塁打33本、3塁打7本はいずれもリーグ最多!」
「何気に盗塁も1986年に18個、1989年に12個しているのよね。今のベイスターズ選手達より多いわよ!」
積極的に走り、そういう点も実は好きな選手だった。
「最初は内野手、サードだったのよね」
「え、そうなんだ。ライトのイメージしかなかった」
「サードは全然、下手くそだったみたいね!(高木豊談) ※実際、たいそうなエラーを記録」
「外野で正解だったね」
「5年目のシーズンは開幕から不調で、結局そのまま退団となっちゃったけれど、今でも縁があるからね」
「そういうの、嬉しいよね!」
「引退後はトラック運転手かと思えばいきなりユーチューバ―になって、20年からは台湾の味全ドラゴンズで指導の側に」
「そのうちベイスターズにも来られると良いね」
「さすがに指導者でというのは難しいとは思うけれど、何かしらあると良いわね」
記録にも記憶にも残り、ファンに愛された野球界のスーパーマリオ。
本当にまたチームに関わってくれたら、嬉しいですね。