2020年6月26日 阪神戦
結果:横浜6-0中日
敢闘選手賞:今永、宮崎
連勝はしているものの、鬼門の横浜スタジアムでの・阪神戦。
不安に思っていた人は多いはず。
阪神の調子が悪いとはいえ、横浜にくれば別のチームになったかのように打ちまくっていたのが昨年までのこと。
しかも相手は苦手の西。
今永が好投しなければ、勝ちはまず見込めない試合だったが。
「見事に勝利! 今永が期待に応えて8回無失点!」
結乃が渾身のガッツポーズを決めれば。
「先発全員安打で最終的には快勝!」
理衣ももろ手を挙げて喜ぶ。
「西を相手に勝つならこれしかない、って感じよね」
「HRで点を取って、投手で逃げ切る。これだね」
「それもこれも、今永がきっちり抑えてくれたからこそよ」
「開幕戦はコンディションもあって球数も多かったけれど、この試合は8回まで投げ切って無失点!」
「濱口、今永が長いイニングを投げてくれると中継ぎも助かるわよね!」
「理想的だよね」
序盤は完璧。
途中から先頭打者を出したりもしたが、阪神打線の調子の悪さ、拙攻があったとはいえ、後続をきっちり抑えた。
「相手チームのエース相手に、これからガンガン勝ってもらわないといけないからね!」
「そして、セ・リーグのエースに!」
「打線は西の前にやっぱり得点できなかったけれど、一発があるのは大きいわよね」
「宮崎選手が貴重な先制ソロ! 今シーズンは序盤から絶好調だね!」
「昨年と同じ轍は踏まない、ってね」
「でも、やっぱりそれしか点が取れなかったね」
西もさすが、要所を締めて得点は防いでいた。
「だけど、投手が変わったら打線爆発ね!」
「オースティン選手の2試合連発!」
「貴重な追加点だけど、それで終わらなかったのが良いわね」
「2死から連打、四球で満塁から大和選手がダメ押しタイムリー!」
「無安打だった梶谷にもタイムリーが出て、先発全員安打、2試合めへの勢いもついたわね」
良い締めで5連勝。
特に、それまで打席内容の悪かったオースティンが、センターに打ち返してHR。
当たりは良かったけれどヒットになっていなかった梶谷にヒット。
これが良かった。
あるとないとでは、大違いだ。
「さあ、このままカード勝ち越しを決めて、苦手意識を払しょくするわよ!」
「今シーズンこそ、阪神さんに勝ち越したいね!」