2020年7月4日 ヤクルト戦
結果:横浜8-10ヤクルト
敢闘選手賞:ソト
「酷い試合だったわね!」
試合が終わる前から結乃は言った。
「ま、まだ終わっていないよ!」
「終わっていようが終わっていまいが、言うことは変わらないわよ!」
結乃はおかんむりであった。
なんといっても、
被安打6、失点10
という酷さである。
「四球、エラーが全て失点につながってまあ失点効率の良いことですわ、おほほほ!」
「落ち着いて、結乃」
「攻撃陣もやってられんわ!」
15安打8得点をしても勝てない。
いやまあ酷い。
「先発した中川! 四球→HRを2回繰り返して被安打2で4失点! ここが全ての始まりね」
「先発のチャンスを活かせなかったね。初回は三者凡退だったんだけどね」
「果たして次のチャンスが与えられるかどうか・・・」
やはり印象はよろしくない。
「その後に出てくる投手もみんな、ねぇ」
「うーん」
「それに、光に戸柱を代打で出して、次の回は投手交代したエスコバーの打席からとか、なんの意味があったのかしら?」
「た、確かにあれは」
「二死ランナー無しよ。なら光に打たせて、次の回、光のところにエスコバーで、投手の所に戸柱でしょうよ!」
とまあ、言いたくなるような采配も諸々。
「でも、ほら、打線は活発! ソト選手が4安打2HRと爆発!」
「それが勝利につながらないのがねぇ」
「そ、そうだけど、ほら、打たないよりいいじゃない。最終回も2点差まで追いかけて」
「どこかの回の2失点がなければ最悪、追いついていたってことよね」
「負の思考!」
「とにかく、こんな試合はもう二度と見せて欲しくないわね!」
「それは同意だけど」
「なんとか3戦目で勝ち越しを! 巨人に離されるわよ!」
「強いよねぇ」
「というか、他が弱いのか・・・・」
ペナントレースをつまらないものにしないために。
基本に立ち返りしっかりやろう!
・・・ところで伊藤光はどこか悪いのだろうか?
不安です。
悪いならしばらく休ませてはいかがでしょうか。