2020年7月7日 広島戦
結果:横浜 中止 広島
敢闘選手賞:-
「雨天中止は致し方ないわね」
結乃が天気予報を見ながらいう。
「そうだね、記録的豪雨で大変なことになっている地方の方もいるしね」
理衣も、なんとも複雑な表情を見せる。
「ということで試合中止。濱口がスライド登板するけれど、それがどう影響するかね」
「でも、今回はまた高城選手とバッテリーを組むみたいだね」
「やっぱり高城は2週間に1回、みたいね。この1試合でいかにアピールするか、よね」
「難しいよね」
「でも、チャンスがあるだけ良いと思わないと。濱口を支えるのはもちろん、打撃で結果を出せばね」
高城の弱点といえばなんといっても打撃。
ここに確実性なりなんなりが加われば、捕手としての能力は高いものがあると思えるだけに勿体ない。
「でも、先発投手も決して楽じゃないからね。後々の試合が辛くなるかもしれないけれど、1試合くらいは良いと思わないと」
濱口、井納、櫻井、と準備して来たらしいが、やはり弱さは否めない。
上茶谷、坂本といったところが上がって来られるまでどうしのぐかが一つの焦点であろう。
「8日の天気もどうなるかわからないけれど、夜には雨もやみそうよね」
「あとはグラウンドコンディションが整っているか、だね」
「早めにやめば大丈夫でしょうけどね」
「2連戦になると、初戦を落とすと2連敗で終わる可能性が高くなるから、なんとか勝ちたいね!」
「相手はジョンソン。昔ほどの打てなさはなくなったと思うけれど、強敵に変わりはないからね」
「チームとしては打つしかない!」
あとは、やはり広島も後ろの投手に不安があるから、中盤まで競ること。
ジョンソンをいかに早く降板させるか。
この辺が大事になってくる。
「とはいえ、打つだけの打線だからね、球数を投げさせるとか意識的にできないだけにどうなるか」
「手玉に取られると、サクサクいっちゃうからね」
「調子の悪い広島を復活させないように!」