2020年7月11日 阪神戦
結果:横浜4-2阪神
敢闘選手賞:ソト、梶谷
「うおおおおっ、逆転勝ち!」
結乃が興奮で声を大きくする。
「これは大きい勝利だね!」
理衣も手を叩いて興奮気味だ。
前日の雨天コールド負けの流れを引きずりたくないベイスターズ。
エース今永をたてるが、相手もエースの西でそう点が取れるはずもない。
実際に苦戦し、これで連敗か・・・・そう思わなくもなかったが。
「お風呂から出て、ブリガンダインやったあとに確認したら勝ってたわ!」
「お風呂入ってゲームしてたの!?」
「だって、あたしが見ていると打てなさそうだったから」
ファンのあるあるである。
「いやー、今年の藤川ならなんとかなるかもと思ってはいたけれど、まさか本当に逆転するとはね」
「なんといっても梶谷選手の走塁! あれがあったからこそ、だよね」
「そうそう。今年のカジはヒットが出なくても四球を選べているのもいいわよね。この試合も2四球を選んでいるし」
「こういう選手が欲しかった!」
「前からいたんだけどね」
「そして勝ち越しはソト選手のHR!」
「今シーズンは、オースティンの方が目立つ場所で打っていた感じだけど、ソトも悪くないからね」
「目指せ、3年連続HR王!」
「とまあ良いところをあげたけれど、打線は相変わらずだったんだけど」
「あはは」
「特に佐野がスタメンになったことで、代打が弱過ぎね!」
倉本、桑原、神里、戸柱と、全滅である。
そのまま守備に入った桑原は最後に頑張ったが。
「特に8回の神里と戸柱、もうっ! 大体、制球の荒れている投手に選球眼の無い選手を出してどうするの。伊藤光のままの方が良かったんじゃないの?」
「それはほら、足の速さとかもあっただろうし」
「戸柱とかクソボール振って三振とかさー。勝ったから良かっただけで、代打の貧弱さはどうにかしないとヤバいわね」
誰か、代打で良い人、いませんか?
「投手陣は、どうにか2点で踏ん張ったのが大きかったね」
「そうね、今シーズンはどのチームも抑えが安定していないから、終盤まで持ち込めばなんとかなる可能性も高まるからね」
「今永投手も2失点でなんとか粘投!」
「ボーア、普通に良い打者じゃない? あの球をすくいあげて左中間にHRとか」
「これからどんどん打ちそう、要注意だね!」
「そして相変わらずの康晃劇場。走者を2人出して、またかと思うわー」
「それでも失点しないのがさすがだね!」
「いや・・・・なんというべきか」
とにもかくにも勝利。
阪神相手にこういう勝ち方が出来るとは思わなかった。
いつも、やられている方なので。
「最低限の1つは勝ったけれど、こうなったら勝ち越したいわよね!」
「3戦目は安定感抜群の平良投手!」
「平良の場合実績が少ないから、どれだけこの安定が続けられるかよね。スタミナ的にも」
さあ、また気持ち良く週初めを迎えさせてほしい!