2020年9月18日 巨人戦
結果:横浜6-0巨人
敢闘選手賞:井納、倉本、オースティン
「ようやく巨人に勝ったわ!」
結乃がガッツポーズを見せる。
「完封勝ち、完勝だね!」
理衣も拍手をして喜んでいる。
ここまで悲惨な戦いばかりだった巨人戦。
ようやく完勝したという感じだ。
「なんといっても井納が6回無失点、本当に安定しているわよね」
「安心して見ていられたよね」
「あとは、6回78球無失点でなぜ交代したのか、というところよね」
「肘をおさえていたのが気になるよね」
「大事をとって、というところであれば仕方ないけれど、好投している先発を代えるのは怖さがあるわよね」
先日、上茶谷を交代した途端に、というのもある。
この試合では中継ぎも問題なく抑えてくれたから良かったが。
なお、肘をおさえていたのは、『ホットクリームを塗り過ぎてパーラのときにすごい熱くなった。ちょっと耐えられなくて腕が動いてしまった』とのことらしい。
紛らわしい!
「最後に三上投手が久々に登板したね!」
「今シーズンの残りは復活の足掛かりにして、来期はバリバリ投げて欲しいわね」
「中継ぎ投手陣も苦しいもんね」
「この試合の投球はそんなに悪くなかったわよね」
「打線では倉本選手が先制2点タイムリー!」
「中井がきっちり送りバントを決めたのが大きかったわね。バントが効果的だったのは珍しいわね!」
「またそんなことを」
「そして3回にはオースティンが久しぶりのヒットがまた3ランホームラン!」
「大きな追加点だったね!」
「とはいえ、たまたま戸郷が高めの変化球の甘い球を投げた失投だったけどね」
「でも、失投を逃がさず捉えるのが重要だから!」
「まあね。でも、打順を変えるって、2番と3番かえただけじゃない! たまたまうまくいったけれど、どうなのかしらね、これは・・・?」
オースティンはとにかく、外に逃げる球、落ちる球をいかに見極められるか。
甘い球を一球で仕留められるか、だろう。
「梶谷選手のホームランでダメ押し!」
「打ちあげたのが風に乗って入った感じね。それより6回の1死2,3塁で初球のあの打球がダメよ! 追い込まれていたならともかく、初球であれじゃあ」
「課題もあり、だけど完勝だし!」
「巨人相手よ、いくら点があっても多いことはないわ! あ、でも蛯名のあのバッティングは良かったわね」
「右方向にああやって打てるとよいよね!」
ということでとりあえず初戦はとった。
このまま連勝といきたい。
「借りを返すのよ、さあ、2つ目!」
「濱口投手に長いイニング投げてくれることを期待したい!」
「そのためにも打線、この日のように繋がりを!」
さあ、勝とう!