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2021年ベイスターズの歩み ベイスターズ

5/2 DeNA8-7ヤクルト 戸柱2打席連発!ルーズベルトゲームを制するも中継ぎは疲労満杯か

更新日:

2021年5月2日 ヤクルト戦
結果:横浜8-7ヤクルト
敢闘選手賞:石田、戸柱

「なんとか勝ったかー」
息を吐き出し結乃が言う。
「これで2カード連続勝ち越し、5月勝率10割を維持!
理衣が拍手する。

どちらにも流れがいったりきたりした打撃戦。

こういう試合を落とすと疲ればかりが残りダメージが大きいので、勝てたのは大きい。

「とはいえこの日も先発の阪口が2回で降板だからね」
「アクシデント? 不安だね」
「坂本も打球直撃で抹消、阪口も怪我なら、本当に先発いなくなるわよ
「どうなっちゃっているんだろうね、呪われている!?」

この3連戦、先発がいずれも3回もたずに降板。
必然的に、中継ぎにダメージがいっている。
平田、砂田が失点して同点に追いつかれたが、正直な所、責められないだろう。

「この日は石田が3イニング以上投げているから、中日戦の2試合には投げられないでしょうね」
「砂田投手は3連投、平田投手、国吉投手、三上投手もこの3連戦で長いイニング投げているもんね」
「9連戦の真ん中でこれはキツイわ。本当に誰か中継ぎであげられないかしら?」
「本当に!」

「それでも、打撃陣の踏ん張りがあったのは大きいわね」
「この試合ではなんといっても戸柱選手が2打席連発!
「ビックリね。今まで全然打っていなかっただけに尚更」
「打った瞬間、って感じだったもんね」

「戸柱以外も、満遍なく打って……あ、宮崎だけ駄目ね。チャンスで凡退
「まあ、全員が打つってわけにもいかないでしょ」
「とはいえ、打席内容がなんというか、ガッカリ感がね」
「それも皆でカバー! 大和選手、オースティン選手、ソト選手がタイムリー!
「ソトも2安打して、上がってくれば下位打線も充実よ」
「打線が戻ってきました!」

というか、今のチームでは、打線で勝つしかない。

「決勝点は桑原選手のホームラン!
その前の打席、チャンスでゲッツーやっていたからね、取り返したということかしら」
「失敗をせめるだけじゃなく、ね」
「本人も分かっているなら良いけど」

打線の踏ん張り。
そしてエスコバー、山﨑、三嶋の勝ちパターンの状態の良さ。
それだけに、先発が6回を投げてくれればというところなのだが。

「その先発の手薄さのため、中日戦初戦はピープルズが先発! 2軍でも打たれていたんだけど」
「もう、本番の強さに期待するしかないね」
「中日打線ということもあるかもだし、パンテリンドームだからなんとか打たせてとって、ね」
中継ぎの負担を抑える投球に期待を!
「その後大貫、そして濱口を中5日で投入するかしら?」
「ピープルズ投手、大貫投手に頑張ってもらって、9連戦最後は総力戦で!」

チームとしては状態は上向き。
とはいえ中継ぎが崩壊したら落ちていくのは目に見えている。
打ちまくるか、先発が少しでも踏ん張るか。

なんとか先発の奮起に期待したい。

 

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