結果：横浜３－０阪神
敢闘選手賞：オースティン
「よーっし、完封リレーよ！」
結乃が拳を突き上げる。
「見事な勝利だね！」
理衣も拍手。
相手先発は西。
厳しい戦いが予想されたが、接戦に持ち込んで見事に勝利を飾った。
「こういう試合も出来るんじゃない！」
「投手陣が抑えてくれると、やっぱり締まるよね」
「本当なら濱口があと１，２回投げればなんだけど、大丈夫かしらね？」
「一度、手当していたもんね」
勝利投手権利のかかった５回、不穏な動きがあった。
大事をとったのだろうが、濱口にしては投球数も少なかったのに交代した。
「だから砂田含めて勝ちパ全員登板することになっちゃったわけだけど」
「とにかく、抹消とかだけにはならないように！」
「濱口はダメな時は駄目だけど、なんだかんだでローテ守ってくれているわけだしね」
「大事でないことを願います！」
「それでも、濱口のあとを継いだ投手陣もきっちり完封リレーしてくれたし」
「このところ中継投手たちも疲れからか打たれることが増えていただけに、良かったよね」
「まー、エスキーも康晃もヒット２本打たれて盤石じゃないんだけどね」
「でも抑えたという事実が大事！」
「打線ではやっぱり４番のオースティンが４番の仕事！ 全３打点！」
「初回にいきなり先制２ラン！」
「相手が西だし、エラーも絡めて先制できたのが大きかったわね」
「その後はやっぱり膠着したもんね」
「そんな中、またチャンスで巡ってきた６回に貴重な追加点のタイムリー！」
「さすがです！ 頼りになります！」
「逆にいえば、オースティン以外が頼りにならないんだけどね。。。」
オースティンのタイムリーの後のチャンスでソト、山本が凡退。
あそこで追加の犠牲フライも打てないのがやはり弱いところ。
「まーでも山本はリードと守備でいっぱいだろうからね」
「光さんの負傷でスタメンのチャンス！ それで１試合きっちり、それも完封というのは大きいよね！」
「このまま、山本と光の併用でいいんじゃないかしら」
来季以降を見据えたら、山本を育てておきたい。
ただ、打順は８番でも良いのではないか。
チャンスで大和なら期待できるが、山本で終わってしまう。
「２戦目は阪口！ 良い投球を見せて欲しいわね」
「一方で相手は伊藤投手。これまで、いいようにやられちゃっているからね。。」
「いい加減、どうにかしなさいよね！」
苦手投手ばかり作らないように。
今度こそ伊藤投手を攻略してほしいです。
そして阪神戦、カード勝ち越しを。
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