結果:横浜1-2ヤクルト
敢闘選手賞:大貫
「またヤクルトに!」
結乃が吐き捨てるように言う。
「うーん」
理衣は重い溜息を吐き出す。
2戦続けて同じこと。
「勝てなかったのは打線のせいだけど、同点なんだからエスコバーと康晃は同点で終わらせるのが仕事でしょうが!」
「どうしてこうなるんだろうね。。。」
これでヤクルトに何連敗しているのか。
「打っては3併殺でろくにランナーも進められないし」
「わずか5安打だしね」
「それでも小川は6四球出しているのよ! ああ、腹立たしい!」
「ミスもあったしね・・・」
もはやあまりいうべきこともない。
弱いチームとはこういうもの。
来季に向けてどうするか考えてくれ。
「とりあえず大貫が好投続けているからそれだけでいいわ。はぁ、これで3連敗か」
「いやいや3戦目、石田投手の初先発に期待しようよ!」
「相手はこの前勝ちを献上したサイスニードでしょ」
「完全に抑え込まれたわけでもないし、リベンジを!」
意地を見せられるのか。
というか、石田が果たしてどうなるか次第ですがね。。。