2021年振り返り #32 一軍デビューで失点&初安打!順調に成長 益子 京右
「一軍デビューした益子ね!」
腕を組んで結乃が言う。
「おめでとうございます! 順調だね!」
理衣も拍手している。
記念すべき一軍での成績はこちら。
#32 益子 京右
出場試合 : 3
打数 : 5
打率 :.200
安打数 : 1
HR : 0
打点 : 0
盗塁 : 0
「一軍でマスクをかぶって、記念すべき初ヒットも打ったわね!」
「しかもマスクをかぶって失点0!」
「まーそれは、投げたのが東で、主力打者のいない中日相手だったというのを差し引かないとね」
「だとしても緊張するプロ初スタメンマスク! 立派だよね!」
次は、色々と打たれたり、ランナーを出したり、揺さぶられたり。
そういうのを一軍でくらったときにどう動けるか。
そういったところを見せてもらいたい。
「まー、1軍デビューして良い所みせたから、65点!」
「この調子でさらに一軍での出番を増やしていけるといいね」
「とはいえ若手枠は山本もいるから、そこでの競争に勝たないとダメだけどね」
「東妻選手もいるし、捕手も激戦だね」
「それが当たり前なのよ」
今の野球、一人の捕手で一年間というのはなかなか難しいが、それでも枠が広いわけではない。
特に若手枠は、あるとして一つだろう。
「まー、よほどのことがないとそう大きな差はつかないかもね」
「若手捕手は肩の強い選手揃えているしね」
「リードだなんだとかは、一軍の試合に出て鍛えないと、的な部分もあるでしょうし」
「基礎的な部分も、二軍でみんな、きっちりやっているとは思うし・・・」
「そういう基本的な部分でも差は出ているかもね。あとは、打撃か」
とはいえ、打撃優先の捕手を獲得しているわけでもない。
一朝一夕にはいかないのが捕手というポジションだろう。
「まずは今季の一軍出場を自信として、糧として、来季にどう活かすかね」
「キャラ的にも良いし、一軍で活躍してほしいね」
「ファンフェスでもU字工事と絡んだしね!」
「栃木出身! 益子さん!」
もっともっとファンに覚えてもらいましょう!