2022年5月4日 中日
結果:横浜7-1中日
敢闘選手賞:大貫、嶺井
「連敗ストップ!」
拳を握りしめて言う結乃。
「快勝でしたね!」
理衣も拍手をして喜んでいる。
先発が好投して。
打線が先制、中押し、駄目押しとして。
連敗を4で止めた。
「まずは大貫ね。初回にピンチを招いたけれど、そこをなんとか切り抜けてからは快調に!」
「6回無失点、ヒットも初回に打たれただけだもんね」
「あとは7回くらいまで投げてくれればなんだけど」
「まずは1勝、ここからイニングも投げられるように頑張って欲しいね」
大貫には安定した投球に加え、やはりイニングもくってもらいたい。
「打線はなんといっても、にぃにの先制ツーラン!」
「昨日の試合もそうだけど、打撃の調子が良い感じだね」
「もともと打撃センスは捕手の中ではNo.1と思うのよね。変な大振りも多いけれど」
「お互いの先発が序盤を抑えていただけに、大きな一発だったね」
今季は2軍スタートで立場も危なかったが、戸柱のコロナや伊藤の怪我などがあり回ってきた一軍の位置。
そこで、強みの打撃を活かしてメイン捕手の座をつかもうとしている。
「送球面の難はどうにかしてもらうしかないけどね。でも嶺井がヒロインだと笑いも起きるしね」
「久しぶりのHRで、スタジアムでのヒーローインタビューも3年ぶりくらいとか?」
「あとは、本当は最後までマスク被って欲しいんだけどね。この日も途中で戸柱に交代しているし」
「僅差の試合だと、試合終盤で捕手交代はちょっと怖いよね」
「今シーズンも、それで失敗している試合がいくつかあるしね・・・」
特に、試合終盤戸柱とか・・・
「そして、ようやく柴田に初ヒットが出たわね」
「これで柴田選手も気が楽になるかな?」
「柴田が打った時のベンチの盛り上がりも良かったわね」
「牧選手が本当によく声をあげて、動きでも盛り上げるよね」
「あとは大田ね」
「大田選手は3安打! 楠本選手もノーヒットだけど四球2つだし、1、2番が出るとやっぱり点に繋がるよね」
「この日は佐野も珍しくタイムリー2本の3安打だしね」
「また、そういう・・・」
とはいえ、大田、楠本の状態が悪くなるまではしばらくこの打順でいくのではないだろうか。
「さて、連敗を止めて、なんとかカード勝ち越ししたいわね。でも、2戦目は坂本かぁー」
「つ、次こそ、ね!」
「まさか3戦連続、満塁被弾とか・・・」
「坂本選手も今季初勝利を願いましょう!」
プロ初勝利をあげた中日を相手に。
どういう形でも良いから勝利を得たいですね。