2022年5月20日 ヤクルト
結果:横浜3-1ヤクルト
敢闘選手賞:嶺井
「よっし、これで3連勝!」
結乃が拳を握りしめて言う。
「ナイスゲームでした!」
理衣も拍手している。
内容としても、初回3点以降は点を取れなかったが、守り勝ったという試合。
「この試合は、相手投手とかにかかわらず嶺井を先発マスクにしたわね」
「このところ、良い内容が続いているもんね」
「リードが他の捕手と違うのと、打撃も好調だしね」
「しばらくは嶺井選手メインでいくかもね」
チームが勝っている時に無理に変える必要はない。
ならば悪くなるまでは嶺井でも良いだろう。
「初回、先頭の塩見、2番の山崎と、連続で出塁したけれど連続で刺すなんてね!」
「リクエストもうまくいきました」
「監督も言っていたように大貫は良くなかったけれど、あれで助けられたわね」
「悪いなりに5回1失点、粘ったからこその2勝目です!」
とはいえ、大貫はこれでは困る。
次回は修正を期待したい。
「打撃陣は、初回速攻! 桑原、ソト、牧の3本の2塁打で2点を先制!」
「やっぱり立ち上がりは不安定だもんね」
「さらに暴投で、牧が2塁から一気に生還!」
「こういう走塁も大事です!」
幸先よく3点を先制。
しかし、その後はゼロ行進となった。
「8回の1死1、3塁で得点できていればねー」
「牧選手でも打てないときはあります」
「ま、牧にはそれ以外で助けられてばかりだけどね。この日は投手陣含むディフェンスでカバーしたわ」
「6回から、平田投手、田中投手、伊勢投手、エスコバー投手、そして山崎投手で無失点リレー!」
「伊勢はこれで20試合連続無安打無失点よ」
「安定感が凄いです!」
この日もピンチを迎えたエスコバーと入れ替えてよいくらい。
「さて、こうなったら一気にカード勝ち越し決めたいわね」
「2戦目はヤクルト戦に相性の良い上茶谷投手!」
「前回炎上したから、今回は汚名返上しないと。中継ぎも使っちゃったから、7回は投げてほしいわね」
「期待しましょう、今年の上茶谷投手は一味違うと!」
4連勝めざして、いざ。