2022年6月3日 楽天
結果:横浜7-0楽天
敢闘選手賞:牧、入江
「よし、とりあえずカード初戦勝利!」
結乃がほっと安堵の息を漏らす。
「これで4カード連続です!」
理衣も嬉しそうに言う。
何はともあれ今永、大貫の試合で勝つというのが重要。
それを達成できたのを喜ぼう。
「大貫は5回で100球超とよくなかったけれど、点を与えないのはさすがね」
「粘りの投球だったね」
「その辺がほかの投手と違うところよね」
「これからもよろしくお願いします」
「大貫が5回で降板したけれど、2番手の入江がよかったわね!」
「2回をパーフェクト!」
「7回は三者三振だったしね。あとは接戦でもこの投球ができれば、ね」
「一歩ずつ前進だね」
これで、三上、宮國で9回までいくことができた。
点さがあるだけに、勝ちパを投入しなかったのは大きい。
「打撃陣は、一発攻勢で主導権をとったわね」
「宮崎選手が、インコースをうまくさばいて先制の2ラン!」
「ランナー1塁打とよく打つわよね」
「ここから調子をあげたいですね」
「さらに、牧が効果的な3ランで追加点、これは大きかった」
「このところ調子が落ちている感じだったけれど、さすがだよね」
「点数的にはこれでほぼ大丈夫な感じだったけれど、これで終わらず2本のタイムリーが出たのもよかったわね」
「送りバントのミスとかもあったけれど、それをチーム全体で取り返したね」
とはいえ、ミスはしっかり反省してください。
「あと、この試合では大田と森が復帰!」
「さすがにスタメンとはいかなかったけれど、元気なところを見せてくれました!」
「森は良い守備も見せてくれたしね。1軍でくらいついて、数字も残せることを期待したいわね」
さあ、これでまたカード初戦をとって、鬼門の土日。
2戦目は京山が先発と厳しいマッチアップだが、なんとか意地を見せたい。
「いい加減、ホームでもあるし土日に勝つわよ!」
「勝ちましょう!」
あとは、打線が援護できるか、ですね……