2022年6月29日 阪神
結果:横浜4-2阪神
敢闘選手賞:石田、ソト
「おー、相手の半分のヒットで勝つとは!」
結乃が感心したように言う。
「効率よく得点しました!」
理衣が手を叩く。
5安打で4点。
ホームランに、犠牲フライが2本と、珍しく効率的な得点をした。
そして投手陣が踏ん張り、連勝!
「石田が1、2回と連続失点でどうなるかと思ったけれど」
「なんとか踏ん張って6回途中まで2失点!」
「今の石田は先発5,6番手だからね、まず5回3失点でも試合を作ることが先決」
「ランナー出したけれど粘り強く投げました」
「打線は、先制された初回にすぐ佐野が逆転2ランを放ったのも良かったわね」
「ギリギリだったけれどね」
「横浜スタジアムだからね!」
これはツキというか流れもあった感じか。
「そして4回、3連打で満塁。ってか、点数取れないんか!」
「でも、ソト選手、嶺井選手が、きっちりと連続犠牲フライ!」
「ソトはヒットも放ったし、良い感じになってきたかしら?」
「オースティン選手も復帰してきたし、負けていられないよね」
「大きなフライで2塁ランナーもタッチアップできたから、次の嶺井も犠牲フライを打てたわけだしね」
「良い流れです!」
5回以降はノーヒット。
その犠牲フライで勝ち越しの2点を、継投で逃げ切った。
「でも勝ったからいいけれど・・・なんで蛯名を先発から外したのかしら?」
「相手との相性、とかかな?」
「でも案の定、神里も桑原もノーヒットだけどね。どちらかだけならまだしも、蛯名は出しなさいよねもー!」
なんで、結果も残しているのにわざわざ変えるのか・・・
ノーヒットでも蛯名なら経験といえるのに。
「6回、ピンチで登板のクリスキーもよくしのいでくれたしね」
「どんどん信頼感が増しているよね」
「これは中継ぎとしては当たりじゃないかしらね」
「勝ちパターンに入れると、登板過多の中継ぎ投手を休ませられるからいいよね」
この試合もエスコバー、山崎が投げた。
3戦目は東に長いイニングを投げてもらい、打線が大量得点を期待したい。
「3連勝して、勢いにのってヤクルト戦にいきたいわね!」
「ヤクルトさん、恐ろしいほど絶好調だもんね」
「ヤクルトを止めるのは横浜よ!」
「と、その前に、阪神さんとの3戦目だから!」
しかし平日カードは本当に頑張りますね!