2022年振り返り #10 出場した試合ではそれなりに結果を残してくれました 戸柱 恭孝
「ベテラン、戸柱!」
結乃が力強く言う。
「スターマン大好き戸柱選手!」
理衣が手を叩いて言う。
実際にベテランの域に入ってきた戸柱である。
#10 戸柱 恭孝
出場試合 :  72
打数   : 144
打率   :.264
出塁率  :.280
安打数  :  38
HR   :   4
打点   :  16
得点   :  12
盗塁   :   0
OPS  :.662
「今シーズンは、出場した試合では頑張ってくれていたのよね」
「数字もよくなっているよね」
「まあ、打率と出塁率はあまり変わらん、というのはあるけれど、打者としてはそういう打者だしね」
「打つ時は凄い打球だったりするしね」
「まあ、必要なのは捕手としての力よ」
「出場試合数は2番目に多かったね」
「なぜか主に濱口との組み合わせで出ていたわね」
「最初はこの組み合わせはどうなの? って疑問が多く出ていたけれど、途中からうまくいっていたね」
「あれはちょっと新鮮な驚きだったわね」
コントロールがよくない濱口に、コースを求める戸柱のリードはあわないと思っていたが。
この辺は、お互いが成長したということか。
「まあ、どんな投手でもうまくリードできるのが望ましいけれどね」
「なかなかそれが難しいのが捕手だよね」
「だから捕手を使い分けているわけだけど・・・嶺井がFAでいなくなれば戸柱メインになるかもしれないから、頑張らないとね」
「本人ももちろん頑張る気満々でしょう!」
リードに関しての評価はあまり高くない。
オーソドックスで分かりやすい、ということらしい(?)が、そうも言っていられない。
「伊藤光と競いつつ、おそらく2023年は若手も加わってくるでしょう。というか、来ないとヤバいからね」
「松尾選手もドラ1で獲得したしね!」
「とにかく、2023年はチャンスだからね(多分)、気合入れて」
「キャラクターも良いし、頑張って欲しい!」
「ということで、2022年は60点。ここから上積みを!」
「ベテランだけど期待!」
このままなら、マジで2023年は大事な存在になるよ。
頼むぜ。