2022年振り返り #29 今年も怪我で離脱!2023年は倍は出場してもらわんとね 伊藤光
「今年も怪我に泣かされたわね」
なんともいえない表情を見せる結乃。
「今年こそ、という思いがから回しちゃうね」
理衣も少し寂し気な表情。
怪我に加え、コロナの影響もあって出場試合を減らした伊藤光であった。
#29 伊藤光
出場試合 : 40
打数 : 94
打率 :.277
出塁率 :.340
安打数 : 26
HR : 0
打点 : 8
得点 : 9
盗塁 : 0
OPS :.691
「やっぱり出場試合数が寂しいわよね!」
「この倍は出てもらわないとね」
「ということで、試合数と同じ40点ね」
「仕方ないね、これは」
捕手の主力として期待しながらのこれでは、というところである。
「ただ打撃の指標は、やっぱり捕手陣の中で良いのよね」
「打率もそれなりだし、出塁率もあるしね」
「常時、出場していれば、下位打線としては機能してくれるはずなのよ」
「球数を稼いだりとかもできるしね」
前に2番打者として機能したこともあり、打席でのそういう器用さというか、技術的なモノはある。
あとは、怪我をせずに捕手として出場できるかどうか。
「4年契約で、3年間ずっと怪我で出場数が少ないからね」
「本人もそれは分かっているんだけどね」
「ポジションがハードなだけに、全試合出場とかは思っていないけれど、やはり主戦として期待しているわけだからね」
「2023年こそ! だね」
嶺井がFAで移籍しただけに、更に求められることも多くなる。
「2023年は戸柱とどのように競うか、ね」
「おそらく使い分けていくんだろうけれどね」
「それでも普通に考えたら出番は増えないとおかしいからね」
「沢山出場して欲しい!」
戸柱はリードが色々と言われることが多いので、制球の優れている大貫や、そもそも力のある今永とかがメインになるか。
伊藤は経験をかわれて、外国人投手や若手と組むことが多くなるのでは、と予測する。
「残留したガゼルマンや、今季しばいた上茶谷、復活を目指す東、そしてルーキーの吉野とか、ね」
「誰が相手でも、良いところを引き出して、打撃でも良いところを見せてほしいです!」
「まだまだ老け込んでいる場合じゃないからね!」
「2023年こそ、光さんの年に!」
捕手は重要。
本当にね!