2023年5月17日 広島戦
結果:横浜7-4広島
敢闘選手賞:牧、中継ぎ
「ようやく連敗を止めたわね」
結乃が腕組みをして言う。
「6連敗でストップです!」
理衣が手を叩く。
どうにかこうにか7連敗を阻止し、そしてまた3位転落も阻止した。
「苦しい試合だったけれど、牧の逆転3ランで勝利ね」
「初回も逆転2ランを放ったしね」
「こういう、欲しいところで打ってくれるならありあがたいわよね」
「チャンスに強い4番であってほしい!」
振り回すだけでなく、つなぎの意識ももっていきたい。
「逆転したあと、ソトも続いて連続HRね」
「駄目押しになったね!」
「なんとかソトが上向いてくれないと、打線としても辛いからね」
「4月は苦戦したけれど、HRも出始めたしね」
5月は打率も3割にのっているとのこと。
ここから上げてきて欲しい。
「ちなみに打線を入れ替えてきたのよね」
「2番に関根選手、5番にソト選手をいれて、桑原選手を6番にしたね」
「これでいいと思うわよ。繋ぎもできて出塁率も維持できている関根を2番にして、調子があがってきて得点圏もそこそこ打っているソトが5番で」
「かえた試合で勝利した、というのも大きいよね!」
これでまだ正解とはいえないが。
打率.250を下回り出塁率も3割ちょい越え程度の佐野をいつまで1番で使うのか。
出塁率を期待しての起用だが、現状ではあまり出塁できずチャンスにも弱い、使いづらいことになっている。
「打線で逆転勝利したけれど、先発が崩れているのは続いているからね!」
「石田投手が5回4失点。でも、苦しみながらも試合を壊さないようにはしたね」
「まあそうなんだけどピリッとしないわよね」
「それでも、中継ぎ陣が無失点です!」
1戦目も3回以降は中継ぎが踏ん張って無失点。
この日も6回以降は無失点だし、連敗中も中継ぎ陣は踏ん張っていた(阪神戦の3戦目は除く)
伊勢、山崎以外の投手は本当に頑張っていた。
それが報われた試合でもあった。
「このままじゃ中継ぎの負担が大きいから、そろそろ先発が長いイニング投げないとね」
「東投手に期待したいです!」
「ただ相手のコルニエルも強敵だからね。援護なく勝ち星ないけれど、防御率は1点台」
「前に対戦したときも1点だけで、今永投手が無失点だから勝てたんだもんね」
なんとか打線が援護し、東が長いイニングを抑えて連勝したいですね。