2023年6月18日 ロッテ戦
結果:横浜6-1ロッテ
敢闘選手賞:牧、宮崎
「連勝!」
結乃が拳を突き上げる。
「カード勝ち越しです!」
理衣が万歳する。
難敵、佐々木だったが、投手陣が踏ん張り、打線も中盤で援護して見事に勝利した。
「勝ちはつかなかったけれど石田が5回1失点とちゃんと抑えたことが大きかったわね」
「わずか1安打、それがホームランだったからねぇ」
「勝ち運がないけれど、試合は作っているから評価はしてあげないとね」
「そのうちに勝ちがつきます、きっと!」
中継ぎ陣も無失点に抑えた。
その中で、復帰した森原が勝利投手となり初ヒロインもした。
「目立たないけれど良い仕事してくれていて、本当に助かるわよね」
「勝ちゲーム、僅差、ビハインド、どこでもいってくれて抑えてくれているからね」
「いやー、きてくれて有難いわ!」
「これからもどんどん、ヒロインに呼ばれて欲しいね!」
中継ぎなのでなかなかないだろうけれど。
「打線はなんといっても牧が4安打!」
「本当に、佐々木投手とは相性が良いのかな」
「昨年も牧のホームランで勝ったし、この日も同点打に勝ちこし打だもんね」
「最後の打席、ホームランならサイクルだったんだけどね」
「そして牧のあとの宮崎! あれをホームランにしちゃうんだから恐れ入るわよね」
「佐々木投手も苦笑いだったね」
「今季、初被弾だってね」
「さすが宮崎選手!」
その後、このところ精彩を欠いていた神里にもタイムリー3ベースが出て、投打がかみ合い勝利。
「この日の勝利で、交流戦単独首位!」
「19日の日ハム戦に引き分け以上で優勝です!」
「負けたら、ほぼソフトバンクが優勝ね。まあ、ソフトバンクは阪神に勝ってくれたからいいんだけど」
「でも、自力で優勝できるんだから、最後まで頑張ろう!」
先発は谷間となり、上茶谷が先発することになった。
「今季、中継ぎで結果を出しているからね。その調子でいってもらいたいわ」
「長いイニングというより、一人一人、だね」
「チームとしてもリリーフ準備して、どんどんつぎ込んでいくでしょうしね。森原以外は連投していないし」
「このあと3日間の休みがあるから、総力戦で勝ちましょう!」
交流戦の優勝、以前なら考えられないところまできた。
ここまできたら是非、優勝しましょう!