2023年振り返り #31 ライバル多く打席数を奪われているのが評価か 柴田竜拓
「柴田かー」
今回もまたなんとも微妙な口調の結乃。
「今年も厳しいシーズンだったね」
理衣も歯切れが悪い。
2023年シーズンの成績はこちら。
#31 柴田竜拓
出場試合 : 86
打数 : 49
打率 :.143
出塁率 :.300
安打数 : 7
HR : 0
打点 : 2
得点 : 7
盗塁 : 0
OPS :.504
「出場試合数はともかく、打数を大きく落としたわね」
「守備の出場が多いってことだね」
「京田が入って、林も出番を増やしたからね」
「そして打撃成績はよくない、と」
守備に関してはチームからも信頼を得ている。
一方で打撃面では期待されていないのは明らか、か。
「一応、出塁率は3割あるのよね」
「打席数の割に四死球は選べている、と」
「これで打率があと1割よければねー」
「そうしたらもっとスタメン増えてそうだね」
更に得点圏では相変わらず打てず。
こうなると守備固め以外ではなんとも起用しづらい選手でしかない。
「点数的には30点くらい? 年俸もそれなりに貰っていてこれだと、ってなるわよね」
「物足りないよね。本人もこれからどうしていくのか」
「チームは毎年のように内野手を補強しているからね。そこの競争でしかないわ」
「今のところ、優位点は守備、か」
といっても、遊撃の守備はイマイチ信頼できない。
三塁、二塁の守備であれば、とは思うが。
「年齢的にも上の方になってきているからね、ここからは生き残りをかけてになっていくわよ」
「本人としては守備力を武器に、そこからどうしていくか、だね」
「いてくれたら便利っちゃあ便利なのが、またなんともよね」
「そういう選手も必要です!」
評価になんとも困る選手である。
年俸が2~3千万くらいなら、という気はしちゃうかもしれませんね。