「またまた新外国人選手の話ね」
結乃が頷きつつ言う。
「今度は育成契約だね」
結乃がニュースを見て言う。
ウィルニー・モロン投手(22歳)、身長183センチ、体重79キロ
アレクサンダー・マルティネス投手(20歳) 身長198センチ、体重97キロ
体系的にはマルティネスが大型投手で、年齢的にも期待したいところか。
「外国人の育成選手は前々からいるけれど、なかなか支配下登録されないからね」
「うーん、頑張って夢を掴んで欲しいね!」
「日本で成長して活躍すれば、いずれはメジャーに、なんて夢もなくはないからね」
「身体能力とかは凄いものを持っているはずだしね」
あと期待したいのはディアスか。
まだ契約を続けているということは、球団も期待しているということ。
自前での外国人選手育成の成功例をまず一つ、作りたいところ。
「マルティネスはおそらく原石って感じでしょうね。ここからどう、長所を伸ばしつつ苦手なところを対応できるかね」
「うまいことデータを使用した指導がハマるとよいね」
「育成だろうがなんだろうが、来たからにはチームメイト。応援するわよ」
「早く、誰か一軍に上がってきて欲しいね!」
さて、野手の補強の話はいつ出て来るやら・・・