2024年5月12日 阪神戦
結果:横浜0-1阪神
敢闘選手賞:大貫、森
「打線が打った試合のあとのいつも通りの完封負けね」
結乃が通常モードで言う。
「大貫投手が好投したのに!」
理衣が悔しそうに言う。
しかしこのチームはどうしてこう、劇的な勝利をした次の試合であっさり負けるのだろう。
筒香の逆転3ランの試合もそうだし。
「もちろん相手の投手が良いってのもあるけどさー」
「才木投手に完封負けしちゃったね」
「つーか、なんで打順変えたのかしら。せっかく打って繋がった打順を変えるとかさ」
「その辺も何かしら考えがあるんだろうけれど・・・」
機能しなかったというか。
やはり打線はもう少し繋がりを意識して欲しいが、そう簡単にはいかないのか。
「数少ないチャンスも併殺で失うし」
「痛かったねー」
「最終回も、森がよく盗塁を決めたけれどね」
「アウトになったら試合終了の場面で決めたのは凄いね!」
「それだけに、その後の牧がなんとかつなぎの意識でやってくれていたらね」
「とはいえ、相手もあることだから」
まあとりあえず、前までの打順で良いのではないのだろうか。
「大貫も8回1失点だけど、やっぱ2死無走者の投手への四球から失点とか、そこが駄目よね」
「あそこだけ、だったんだけどね・・・」
「投手に四球がだめ!」
「反省点だね」
劇的な逆転勝利をしたとはいえ、これでカードは負け越しだからがっかりである。
筒香復帰後も、劇的な勝利は良いけれど、負けの試合を見るとやはり色々と足りていないと感じるというか。
あの勝ちで浮上していけないってのがこのチームらしいよ。