2024年8月8日 中日戦
結果:横浜4-2中日
敢闘選手賞:ジャクソン
「うーん、なんとか勝ったわね」
結乃が息を吐き出しながら言う。
「ジャクソン投手が好投してくれました!」
結乃が拍手する。
7安打ではあったが集中させて4点を取得。
それでどうにか逃げ切った。
「相手は中日だったし、打線が強くないからある程度は抑えられるでしょう。あとは打線が点を取れるか」
「このところ点が取れなかったもんね」
「4回、先頭の牧がホームランで少し空気が変わったかしらね」
「2戦目は12回無得点だもんね」
ランナーがいなければプレッシャーもなく打てるのか。
2巡目の満塁では凡退に終わってしまった牧。
頑張れ。
「その後は単打でつないで満塁からタイムリー、犠牲フライ、押し出しと、1点ずつどうにかもぎとったわね」
「重要なことです!」
「どさくさに紛れてジャクソンも初ヒットね」
「それがあったから、次の押し出しも生まれました!」
得点はこの4回のみ。
6回以降は無安打に抑えられ、決して打線の調子は良いわけではない。
「今の状態だとこんな感じで勝ちを拾うしかないかしらね」
「そういう中でなんとか上昇のきっかけが得られればね」
「そして次はまた屋外でヤクルト戦か。どんな試合になることやら」
「試合する前から疲れないで!」
先発は石田、また長いイニングは難しいだろう。
その中で打線がどれだけ援護できるか。
「とりあえず連勝したいわね」
「しばらく見ていないからね」
さて、少しでも流れを変えられますかね?