2024年8月9日 ヤクルト戦
結果:横浜5-2ヤクルト
敢闘選手賞:石田裕太郎、梶原
「久しぶりに投打がかみ合った感じ?」
結乃が首を傾げながら言う。
「そして連勝です!」
理衣が素直に喜ぶ。
いつ以来の連勝だろうか。
欲をいえばもう少し早く援護ができればというところではあるが、致し方ない。
「いつもは序盤は調子よく、中盤以降で打たれる石田が今回は逆にしり上がりによくなった感じね」
「1回、3回と失点したけれど、4回から7回までは無安打に抑えてるもんね」
「四球も一つでコントロール良く崩れず、球数も少なくいけるのがいいわよね」
「これで無傷の4連勝です!」
課題も少しずつ克服しているのか。
このまま勝ちを積み重ねていってほしい。
「あとは森原を連投させず山崎がセーブをあげたのもいいわね」
「久しぶりのセーブだね!」
「三連続三振で終わったのはよいけれど、先頭打者に四球を与えたのがね」
「そこはいつもの山崎投手らしいというか」
3点差あったからよいが、これが1点差だと思うと任せづらいのは確か。
それでも復調しつつあるのか。
「打線は相手に2点リード許した中で梶原が今季1号2ランで同点に!」
「本当に好調を維持して3割だもんね」
「ときどきスタメン外すけれど、もう固定でいいのに」
「本人もチャンスを逃さないように!」
現状の打線では外せない存在といえよう。
「勝ち越しは山本のホームラン!」
「出場試合が増えて疲れも見えてきたけれど、安定して3割近くを打ってるね」
「なんとか3割維持してシーズン終えたいわね」
「いけそうな気がします!」
7回には佐野のタイムリー、オースティンの犠飛でダメ押し。
JB、森原を起用せず、中川、山崎で勝利。
これも大きい。
「良い流れで2戦目は久しぶりに大貫!」
「復調してきてくれているはず! 後半戦、頑張ってもらわないと」
「村上さえ抑えればね」
とにかく村上にカモにされている大貫。
その前にランナーをためないようにしましょう。
そして3連勝を。