2024年振り返り #92 支配下登録、CSでも活躍し這い上がってきた一年 堀岡隼人
「育成から支配下登録され、ポストシーズンでも登板を果たした堀岡ね」
結乃が目を細めて言う。
「チャンスを掴みました!」
理衣が笑顔で言う。
巨人の戦力外から育成契約を行い、這い上がってきた。
シーズン中でも、確実に爪痕は残した。
#92 堀岡隼人
出場試合 : 6
投球回数 : 6.0
防御率 : 0.00
勝利 : 0
敗戦 : 0
ホールド : 1
セーブ : 0
被打率 : .227
WHIP : 1.00
奪三振 : 6
失点 : 0
「支配下登録は一軍の中継ぎが不足している厳しい状況だったのもあるけれど、そこまで結果を残してきたからこそよね」
「球威のあるストレートと落ちる球、中継ぎ向きだよね」
「CSでも巨人相手に良いところで登板して抑えたのは自信になるわよね」
「ああいう場面で登板させられる投手になったってことだよね」
日本シリーズのソフトバンク戦では悔しい結果になったが、それを抱えて2025年に向かってほしい。
「まずは一つ結果を出したけれど、立場としてはまだまだ楽なところじゃないからね」
「下から這い上がる、というところは変わらないよね」
「目指すべきは中継ぎ陣、まずはビハインドから信頼を積み重ねていくところでしょうね」
「一度は戦力外となった身、上だけを見ていってほしいね」
2025年はまた新たな戦いとなる。
一軍での自分の居場所をつかみ取るための戦いである。
「中継ぎとなると似たようなタイプの投手が多くなるところあるから、そこでいかに結果を残せるかね」
「登板数は少ないけれど、6イニング投げて奪三振6、四球1(故意四球除く)はいいよね」
「そうね、そういうところを継続できるか大切よね」
「中継ぎだし、ランナーはとにかく出さないようにしていかないとね」
2025年も負けられない戦いが続きます。