2021年4月1日 ヤクルト戦
結果：横浜１１－１１ヤクルト
敢闘選手賞：牧
「これで勝てないって、ホント、いつ勝てるのかしらね？ むしろ楽しみになってきたわ！」
不敵に笑う結乃。
「一時は５点差ついたのにね・・・」
項垂れる理衣。
とりあえず。
「さすがに石田はもう落とせ！」
「また四球でタイムリー、だもんねぇ」
「これで石田で勝ち試合をなくすの３試合目よ！ 今日がラストチャンスでしょ、さすがに」
巨人との３戦目。
ヤクルトとの１、３戦目。
「残すなら敗戦処理で。じゃなきゃ２軍よ！」
「ちょっとね････」
「あと上茶谷も落としなさい！ もう阪口と中川と櫻井をずっと先発で投げさせるでいいわ！」
「ヤケクソだなぁ」牧秀吾
「先発陣が大貫だけ。その大貫も８回くらい投げ抜かないと勝てないんだから」
「苦しい！」
とりあえず２回５失点の上茶谷。
なんだったのか。
「まー、その後の投手もぴりっとしなかったけれど、石田よ！」
「そ、そこはもう言ったから」
「あというなら、石田のあとが平田ってのがね。左打者だったじゃない」
「砂田投手が出せればねー」
それも、砂田が連投中、池谷はルーキーと言うことで平田を出したのだろうが。
「池谷で良いじゃない！ そうそう一発打たれる打者じゃないんだし、打たれたら平田で。言いたいのはそこねー」
「打線は１１点！」
「てゆーか、勝てよ」
「あうう」
「結局、５回以降が無得点なのよ。どこかで点が取れていればね」
「ビハインドから頑張ったんだけどね。特に牧選手」
「本来ならヒーローだったのにね」
上茶谷も悪かったが、初スタメンマスクの山本はどうだったのか。
その辺も分からないが。
「とにかく、中継ぎ陣はもう再編よ！」
「どのように？」
「三嶋は抑えとして、康晃も頭からならそれなりにやれそうなので、あとは砂田かしらねぇ」
「その辺は調子の良い人で回す？」
「ただ、ある程度役割は決めないと、とは思うけどね」
それでも、今の砂田なら少なくとも納得はいくだろう。
「さあ、これで２敗して１分けのペースができたわね！」
「いやいや、それじゃあずっと勝ちがないよ！」
「次の３連戦も絶望の先発３連戦だからね。ここまで来たら開幕連敗記録を狙うか！ 嫌よ！」
「精神状態がヤバい！」
「この程度の状態で精神がどうにかなるわけないでしょ、古のファンが」
とはいえストレスは溜まるので早く勝ってください。
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