2024年5月18日 中日戦
結果:横浜3-2中日
敢闘選手賞:中川颯
「ついに実現した火力優先、重量打線! 再!」
結乃が高らかに宣言した。
「その結果、2戦目も勝利です!」
理衣が喜びを示す。
結果としては3-2で投手戦を制した。
さらに点を取ったのは山本の犠牲フライと中川颯の2ラン。
強力打線は機能していないが結果として連勝である。
「まー正直、よく勝てたって感じよね」
「中川投手の2ランが決勝点なわけだしね」
「本当に攻め方というか点の取り方が下手くそよね」
「勝ったのに文句から入るという・・・」
「てか中川颯は投げない試合もベンチに入れて代打とかすれば?」
「DHとかもいらないかもね」
「それくらい豪快で完璧な一発だったわね」
まあ正直、今の中日が相手だから勝てたっぽい、というのはある。
4回の無死1、3塁。
8回の無死1、2塁、そして1死1、3塁。
いずれも無得点。
初戦からこんな攻めばかりである。
「ということで、中川颯が6回2失点、さらに2ランHRと一人活躍しての勝利よ!」
「うーん、まあその通りだね」
「果たして強力打線が火を噴くのはいつなのか!?」
「なかなかねぇ、筒香選手は今日も無安打で打率が落ちてるね」
筒香はやはりまだまだか。
いつまで辛抱して使い続けるか。
それともここからあげてくるか。
「そしてスイープを目指して3戦目は大貫!」
「そろそろ打線が援護を!」
「防御率も1点台なのに、もう4敗だもんね」
「今度こそ強力打線で!」
しかし相手も柳、そう簡単に点は取れないだろう。
本当に、攻撃をもっとうまくやらないと、上位チームには勝てないですよ。