2024年振り返り #42 ローテの柱の一人としてCS、日シリまで活躍! A・ジャクソン
「新戦力として十分に活躍してくれたジャクソンよ!」
結乃が声を大にして言う。
「シーズンはもちろん、ポストシーズン含め本当に助かったね」
理衣も拍手する。
今永、バウアーと抜けた先発投手陣。
その穴を埋める存在として期待し獲得したジャクソン。
その期待に十分に応えてくれた。
#42 A・ジャクソン
出場試合 : 25
投球回数 :143.0
防御率 : 2.90
勝利 : 8
敗戦 : 7
ホールド : 0
セーブ : 0
被打率 : .209
WHIP : 1.12
奪三振 : 121
失点 : 53
「勝ち負けはどうしても打線や相手との兼ね合いがあるからアレだけど、なんといっても規定投球回数に到達!」
「本当、今永投手とバウアー投手が抜けた回数を誰が埋められるのか、ってのが当初からの課題だったもんね」
「そのうえでこれだけの数字を残してくれたんだから、十分よね」
「いなかったらと思うとゾッとします」
シーズン当初はやはりNPBの野球にあわせるのに苦労した。
しかし調整してから後はシーズン終了まで安定した成績を残してくれた。
きちんとNPBのことをリスペクトし、研究してフィットするよう投球スタイルを見直すことが出来る投手だった。
奪三振率を少し落としても、コントロールを良くして勝負できるようになっていた。
「威力のある直球、そしてキレのある変化球。コントロールも悪くないしね」
「全てでレベルが高いよね」
「まあ、さすがに日本の夏の暑さには苦労していたけれど」
「あれは仕方ないよ!!」
対策するにもこればかりは難しい。
なるべくドーム優先で投げるか、登板間隔をあけるか(あけたところで、というのもあるが)
「そしてCS、日本シリーズでも好投してくれてね」
「阪神とのCS2戦で勝利。日本シリーズの頭を任され、更に5戦に中4日で登板して勝利と大活躍だったね」
「いなかったらと思うとゾッとするわね」
「チームにもなじんでいたみたいだし、チームの輪も重視するナイスガイだね!」
クレバーであり、それでいて熱いところもある。
良い投手が来てくれたものである。
「まだ28歳、2025年で29歳と若いのもいいわよね」
「長くいてくれると良いね」
「年俸の問題はあるけどね。円安の影響もあって、どうしてもかかっちゃうから」
「そこは球団に頑張ってもらうしかないね」
2025年も継続して契約できたことは何より。
2025年はシーズン頭からガンガン勝ちを伸ばしていってほしいですね!