2025年6月19日 西武
結果:横浜4-2西武
敢闘選手賞:ジャクソン、宮崎
「ようやく勝ったわね!」
結乃が息を吐き出して言う。
「連敗を5でストップです!」
理衣も嬉しそうに言う。
このところ打線が相手投手に抑えられていた。
この日も打ち崩したまではいかないが、隅田を相手に3得点。
8回には相手エラーからダメ押しの1点を取り計4得点。
ジャクソンがいつも通り好投し、勝ちパ3人を投入して勝利した。
「逆転の一打は宮崎の二塁打!」
「さすがの右打ちだね!」
「衰えが見えると言われても、こういうところよね」
「休みながら、相手投手を見ながらでも、まだまだ頼みます!」
良いところで打ってくれれば良いのですよ。
「佐野、牧も2安打して、中軸が打ったから得点も入ったわね」
「やっぱり主軸が打たないとね」
「追加点は、エラーの出塁から代走の三森が盗塁、内野ゴロで三進、犠牲フライと無安打で1点もよかったわね」
「こういう攻撃が出来ると良いよね!」
「投手陣はジャクソンが1発くらったとはいえ6回2失点と踏ん張ってね」
「とうとうホームランを打たれちゃったね」
「まあ、いずれは打たれるから。勝つ方が大事よ」
「暑くなってきたから、その辺がね」
6回は危なかったがどうにか投げ切ってくれた。
辛抱して任せた首脳陣の期待に応えた。
「ジャクソンが6回を投げ切ったから、7回から伊勢、ウィック、入江を1イニングずついけたしね」
「やっぱ回跨ぎはしんどいからね」
「暑くなってきてジャクソンにはしんどいかもね」
「うまくローテを組んで、ドームが多くなるようにしたいね」
これで連敗ストップ、対戦成績も1-1にして3戦目は東。
「好投しても勝ち星がついてなかったけれど、打線が援護したいわね」
「相手の渡邊投手も良い投球を続けているからね」
「191cmから投げてくるからねぇ」
「それでも打ち崩しましょう!」
やり返しましょう、セリーグ!