2025年9月14日 巨人戦
結果:横浜9-7巨人
敢闘選手賞:竹田
「いやー、お互いに先発が早いイニングで交代となって乱打戦になったわね」
結乃が大きく息を吐き出して言う。
「そんな試合をどうにか制しました!」
理衣も少し疲れを見せつつ笑顔で言う。
藤浪2イニング。
相手の赤星にいたっては1アウトも取れずに交代。
そこから互いに継投でとなったが、打撃力で上回ったのがDeNAだった。
「まあ、誰がヒーローとかではなく、皆で頑張って点を取ったわよね」
「下位打線も打ったし、代打とかも含めてね」
「それでもギリギリの戦いになったわね」
「巨人さんも負けられないもんね」
特にリードしたあと、ウィック、伊勢の勝ちパ二人がともにピンチを招いて失点。
それぞれ1失点で済んだが、下手したら大量失点になりかねない状態になっていた。
「ウィックも伊勢も先頭打者ヒットのあと2ベースで無死2、3塁だもんね」
「1点は仕方ない、ってところだけどね」
「二人とも次の打者はきっちり打ち取って1点は失ったけれど、その後をどうにか抑えたわね」
「9回の伊勢投手はその後さらに打たれて1死1、3塁のピンチになったけれど」
「牽制でピンチの芽を摘んだわね」
あれが無かったら、まだどうなっていたか分からなかった。
「どうにか逃げ切り、これで勝率5割ね」
「勝率では並んだけれど、まだ3位だね」
「しかし2、3位がともにかろうじて勝率5割ってのがね」
「それを今言ってもだから」
「さて、今回は3連休なので月曜も試合。ケイとマー君の先発ね」
「田中投手も、好投する時もあって侮れません」
「5イニングが目途でしょうから、そこまでに打ち崩せるかね」
「ケイ投手を中5日で投入だし、勝ちたいね!」
ケイもここで勝てば二桁勝利が見えてくる。
まずは序盤から打線が援護したいですね。